週末
仕事を終えて家に帰ると時計は12時を示しとった。
『はぁ…しんどかった』
なんて独り言を言いながら部屋の明かりをつけた。
そういや飯もろくに食べてへんのを思い出して
冷蔵庫を開けた…。
けどまあろくなもんは入ってない。
あとで下のコンビニでも行ってこよ。
とにかくまずは風呂でも入ってゆっくりしよう
そう決めたとき
♪マジはんぱない電話だぜっ…マジ…
携帯が煩くなりだした。
こんな時間にだれやねん無視したろかって思いながら
画面に表示された名前見たら出んわけにはいかん(笑)
『もし…『おおたにーーーー寝とったぁー』』
『寝てへんわっ。今帰ってきたっちゅーねん』
ネクタイを緩めながらソファーに腰を下ろす。
『えっ 今帰ってきたん。お疲れさまですっ』
『はい疲れてます(笑)』
テンションがいつもより高いんは飲み会があるってゆうてたからやろ
『ごめんなー。疲れてんのに…』
『別にええって…今日たしか飲み会やったっけ』
『うん。友達がな結婚すんねんてー(笑)』
『へーオレも知っとる奴か?』
『多分しってるー』
結婚…。
オレらもそうゆう年になってんな。
『なんか幸せそうなその子見てたら…大谷に逢いたくなった』
そういえばお互い忙しくてここ1か月は声だけ…
『せやな逢いたいな…』
ぽつりと本音が飛び出したんは自分でもぴっくりする。
逢いたいとゆってもこんな時間から逢えるわけやない。
『うん。逢いたい…だからな…(プツリ)ツーツーツー』
『おい小泉っもしもーし』
あいつどんだけ電波の悪いところにおんねん。
なんて思ってたら
ピンポーン♪
タイミングよくなったチャイム(笑)
ガチャガチャと鍵が開く音と共に小泉が飛び込んできた。
『大谷ー逢いたかったぁーーーー』
ぎゅと抱きついてきた小泉を抱き締める
『オレも…逢いたかった。』
と言いながら
『おまえがおらんと生きていけへん』という本音は隠した
なぁ…
今日はこのまま小泉の話聞かせてな。
END
こんなんめっちゃいいなぁー
大谷~話聞くだけか?(ニヤリ)
そりゅあもちろん
って んなもん
内緒ぢゃ(笑)
愛されてていいなぁ~♪
カッコいい~(*^o^*)