私の中のL★C部屋
ブラウニーさんへ勝手にコラボ(笑)
原案myudon まとめ装飾arisaです
Midwinter road の続を妄想しました。
ぜひ読みに行ってから続きとして読んでやってください。
★★★
20××年 12月24日
今日は終業式。
全校集会も終わり教室で通信簿を配ろうとした時
ひとりの生徒が窓の外を指差し騒ぎ始めた。
『大谷 せんせー せんせーってっ!!』
『ん?』
ひとり騒ぎだすと次々に騒ぐのは
まぁ子供やからしゃーない。
『雪やって ゆきっ ふってきたぁー』
『わぁーほんまや』
『積もらんかなぁーー。『積もったらええなぁー』』
『あした雪合戦しようぜ『アホか明日から休みやん』』
『雪 きれーい『ホワイトクリスマスやぁーーー』』
大谷も暫し窓の外に見とれ…
たらあかんねん。
たしかに今日はクリスマスやから雪降るってめっさ嬉しい
今から校庭に出て雪合戦すんぞーって言いたい
言いたい(やりたい)んやけど…
ここは心を鬼にして(笑)
『おまえら静かにせえよ。今からお楽しみの通信簿やでっ』
『えーーーーー』
『えーやない。雪合戦はまたこんどや』
『えーーーー』
ほんま…
オレが生徒やったら通信簿より雪合戦やな(笑)
『ほな呼ぶぞ あおきー青木一馬。』
『はーい』
『久利生 優香』
『はいっ!』
大谷は降る雪を横目に通信簿を配り始めた。
★★★
『さぶっ…』
仕事を少し早めに切り上げた。
(と言ってもいつもより2時間だけ早いだけ)
さっさと帰ろうとした大谷の前に生徒が現れた。
『先生 さようならー』
『八里と田加井 おまえらまだおったんか?』
『ちゃうよ。一回家帰ってから学校に来てん。なぁぱっちー』
『うん。茶子ちゃんとまゆどんと…りんりんとみなみんと…
えっと亀ちゃんと んーとんーと…』
『とにかく雪合戦みんなでしててんっ』
雪合戦
やるにはまだ雪足らんやろ…
『しててんはええけど…もう5時やぞ。』
『えっ うそー『かえろーぱっちー』』
『気いつけて帰るんやぞー』
『はーいっ』
大谷は生徒に早く帰るように促した。
ほんまは車で送ってやりたい
だけど特定の生徒を送ると何かとうるさい
とにかく気を付けて帰るようにと2人を見送った。
『雪か…ほんまにこれってホワイトクリスマスやな(笑)』
雪は静かにそしてしつこく振り続けたらしく
うっすらといろんなものに薄く積もりはじめとった。
職員室では数人の先生が残って
校長に内緒でクリスマスパーティーをするらしい。
大谷はそんな先生らに軽く挨拶して
先生専用の駐車場に向った。
大谷のmoveの屋根の上には
生徒の仕業か?ちっこい雪だるまが2個飾ってあった。
『こんなんするんは…さっきのあいつらか(笑)』
生徒の顔を思い浮かべて
大谷は苦笑した。
車のエンジンをかけると
♪ジングルベール ジングルベール…
ラジオから楽しげなクリスマスソングが流れてきた
いま リサが隣に座っとったら
きっと大声で歌いだすやろなと思いながら大谷とある場所へと車を走らせた
★★★
『ここでよかったやんな…』
カーナビに裏切られながらもついた場所で車を停め店へと入った。
『いらっしゃいませーーー。』
愛想のええ店員さんは忙しそうにテキパキと動いとる。
店の中は3人ぐらいの人が順番待ちをしとった。
ガラスのショーケースにはいろんなケーキが
所狭しとならんどる。
ノエルケーキ…
ケーズスフレ…
お誕生日ケーキ…
ショートケーキ…
どれも美味しそう。
大谷は一通りケーキを眺めて…ひとつのケーキをチョイスした。
『すんません。この…でかいイチゴの丸いのん…ください』
『はい イチゴビューティクリスマス・アモーレですね』
どうみたらこのケーキがそんな長ったらしい名前になるんか
それは知らんけどとにかくそれ…
ふとケースの上んとこ見たら
かわいい動物やサンタクロースの人形が並んどった
『このうさぎのん 1個のっけといてっ』
『はいイチゴビューティクリスマス・アモーレと砂糖菓子のうさぎですね』
『はい(笑)』
ほんまこのケーキがなんでそんな名前かが不思議や(笑)
丁寧に紙袋に入れられたケーキの箱を車の助手席にそっと乗せる
急ブレーキかけて箱が滑り落ちんように最新の注意を払って
ゆっくりと走り出した。
雪はまだ降っとった…。
★★★
『はいっ無事到着っと(笑)』
アパートに到着して駐車場に車を停める。
屋根の上の雪だるまはしぶとく(笑)落ちずに乗っかっとる。
ケーキの入った紙袋を抱え階段を登る。
登りきった時ちょうど玄関のドアが開いて
ひょこっとリサが顔をのぞかせた。
『大谷っ おかえりーー❤』
『ただいまっ』
『雪降ってきたからめっさ寒かったやろーー』
『寒かったわ(笑)で…ほいっコレケーキ』
『わっ ありがとーーーってコレこの紙袋は!!!』
リサは大谷から渡されたケーキの紙袋に目を輝かした
それもそのはず 実はここの店は
リサが愛してやまないケーキ屋さんだったから
『大谷ぃーーーわざわざ買うて来てくれたんっ』
『わざわざちゃうで たまたまやたまたま…』
照れ隠しかいつもの癖かツンデレか(笑)
大谷は少し赤くなった顔を隠しながら部屋へと入った。
いつものリビング
こたつの上にはチキンやサラダのご馳走がならんでた。
『おっ…ご馳走一杯でむっさ美味そうやんけ(笑)』
『クリスマスやもん。
それより寒かったやろ?先にお風呂入って温まってき?』
『おぅ そうするわ…けどなリサ』
そうゆうときは
『先に食事?おふろ?それとも…あたしやろ(笑)』
なんてリサに耳打ちして 大谷は風呂場へと消えた。
★★★
大谷のお風呂を見送り(笑)
リサはシチューを温めはじめた。
料理な苦手なリサも今日ばかりは張り切ってた。
なんせ結婚して初めてのクリスマスやから…
今まで何度も一緒に過ごしてきたけれど
友達・恋人とは違う
夫婦…
こそばゆいけど嬉しい。
去年のクリスマス
大谷はリサにプロポーズをした。
プロポーズを受けたリサの気が変わらんようになんて言われて
お正月にはお互いの両親に挨拶をして
それから数か月後
大谷の学校が春休みに入った次の日に結婚式を挙げた
あまりにも速い展開に『でき婚か』と騒がれたんも懐かしい。
恋人同士で毎日あうのと
結婚して毎日顔を合わせるのは同じようで違ってた。
『あーーーええお湯やった(笑)』
『おかえりー用意できたでー』
『おぅ もう腹減って死にそうやで(笑)』
『そんなんで死んでたらあかんって(笑)』
リサはクリスマス用のワインを空けると大谷のグラスに注いだ。
『ありがとう…リサも飲むやろ ついだるわ』
『あーーあたしはええねん』
『ええねんっておまえこのワイン好きやろ?遠慮せんと…』
グラスに注いで来ようとした大谷をリサは制止する。
『今日は止めとく…それよりあったかいうちに食べてっ』
『おー』
いつものように二人は海坊主のDVDを掛けながら
たあいのない話して笑いあう
ふと…
リサがつぶやく
『今日な…のぶちゃんと逢ぅてん。でな…ついてきてもらってん病院』
『病院?ってなんやリサどっか具合悪いんか?風邪?
そういやぁ顔赤いし くしゃみしてへんかったか?熱は?』
大谷はリサのおでこに手を近付けた。
リサはその手から遠ざかる
『ちゃうってちゃうちゅうねんって…風邪ちゃうよ』
『ほななんや病院って…あぁ遠慮すんなって…
八尾の緊急病院って何時までやってたっけ…』
慌てる大谷の手を取ると…
『あたし…ひとりでいくん恥ずかしかったから無理ゆうてついてきてもらってん』
そういいながら自分のお腹へと誘導した。
『リサ…もしかして…』
『うん。3か月やって…えへへへへ❤』
『3か月って…おーーーやったぁーーリサーぁーーーー!!』
大谷はリサを抱き寄せつよく抱きしめた。
『オレ…これからリサと…オレらの子供の事…』
守れるよう…
ちゃう絶対守るから…
リサはいつもオレの傍で笑っててなっ
end
ブラウニーさんへ勝手にコラボ(笑)
原案myudon まとめ装飾arisaです
Midwinter road の続を妄想しました。
ぜひ読みに行ってから続きとして読んでやってください。
★★★
20××年 12月24日
今日は終業式。
全校集会も終わり教室で通信簿を配ろうとした時
ひとりの生徒が窓の外を指差し騒ぎ始めた。
『大谷 せんせー せんせーってっ!!』
『ん?』
ひとり騒ぎだすと次々に騒ぐのは
まぁ子供やからしゃーない。
『雪やって ゆきっ ふってきたぁー』
『わぁーほんまや』
『積もらんかなぁーー。『積もったらええなぁー』』
『あした雪合戦しようぜ『アホか明日から休みやん』』
『雪 きれーい『ホワイトクリスマスやぁーーー』』
大谷も暫し窓の外に見とれ…
たらあかんねん。
たしかに今日はクリスマスやから雪降るってめっさ嬉しい
今から校庭に出て雪合戦すんぞーって言いたい
言いたい(やりたい)んやけど…
ここは心を鬼にして(笑)
『おまえら静かにせえよ。今からお楽しみの通信簿やでっ』
『えーーーーー』
『えーやない。雪合戦はまたこんどや』
『えーーーー』
ほんま…
オレが生徒やったら通信簿より雪合戦やな(笑)
『ほな呼ぶぞ あおきー青木一馬。』
『はーい』
『久利生 優香』
『はいっ!』
大谷は降る雪を横目に通信簿を配り始めた。
★★★
『さぶっ…』
仕事を少し早めに切り上げた。
(と言ってもいつもより2時間だけ早いだけ)
さっさと帰ろうとした大谷の前に生徒が現れた。
『先生 さようならー』
『八里と田加井 おまえらまだおったんか?』
『ちゃうよ。一回家帰ってから学校に来てん。なぁぱっちー』
『うん。茶子ちゃんとまゆどんと…りんりんとみなみんと…
えっと亀ちゃんと んーとんーと…』
『とにかく雪合戦みんなでしててんっ』
雪合戦
やるにはまだ雪足らんやろ…
『しててんはええけど…もう5時やぞ。』
『えっ うそー『かえろーぱっちー』』
『気いつけて帰るんやぞー』
『はーいっ』
大谷は生徒に早く帰るように促した。
ほんまは車で送ってやりたい
だけど特定の生徒を送ると何かとうるさい
とにかく気を付けて帰るようにと2人を見送った。
『雪か…ほんまにこれってホワイトクリスマスやな(笑)』
雪は静かにそしてしつこく振り続けたらしく
うっすらといろんなものに薄く積もりはじめとった。
職員室では数人の先生が残って
校長に内緒でクリスマスパーティーをするらしい。
大谷はそんな先生らに軽く挨拶して
先生専用の駐車場に向った。
大谷のmoveの屋根の上には
生徒の仕業か?ちっこい雪だるまが2個飾ってあった。
『こんなんするんは…さっきのあいつらか(笑)』
生徒の顔を思い浮かべて
大谷は苦笑した。
車のエンジンをかけると
♪ジングルベール ジングルベール…
ラジオから楽しげなクリスマスソングが流れてきた
いま リサが隣に座っとったら
きっと大声で歌いだすやろなと思いながら大谷とある場所へと車を走らせた
★★★
『ここでよかったやんな…』
カーナビに裏切られながらもついた場所で車を停め店へと入った。
『いらっしゃいませーーー。』
愛想のええ店員さんは忙しそうにテキパキと動いとる。
店の中は3人ぐらいの人が順番待ちをしとった。
ガラスのショーケースにはいろんなケーキが
所狭しとならんどる。
ノエルケーキ…
ケーズスフレ…
お誕生日ケーキ…
ショートケーキ…
どれも美味しそう。
大谷は一通りケーキを眺めて…ひとつのケーキをチョイスした。
『すんません。この…でかいイチゴの丸いのん…ください』
『はい イチゴビューティクリスマス・アモーレですね』
どうみたらこのケーキがそんな長ったらしい名前になるんか
それは知らんけどとにかくそれ…
ふとケースの上んとこ見たら
かわいい動物やサンタクロースの人形が並んどった
『このうさぎのん 1個のっけといてっ』
『はいイチゴビューティクリスマス・アモーレと砂糖菓子のうさぎですね』
『はい(笑)』
ほんまこのケーキがなんでそんな名前かが不思議や(笑)
丁寧に紙袋に入れられたケーキの箱を車の助手席にそっと乗せる
急ブレーキかけて箱が滑り落ちんように最新の注意を払って
ゆっくりと走り出した。
雪はまだ降っとった…。
★★★
『はいっ無事到着っと(笑)』
アパートに到着して駐車場に車を停める。
屋根の上の雪だるまはしぶとく(笑)落ちずに乗っかっとる。
ケーキの入った紙袋を抱え階段を登る。
登りきった時ちょうど玄関のドアが開いて
ひょこっとリサが顔をのぞかせた。
『大谷っ おかえりーー❤』
『ただいまっ』
『雪降ってきたからめっさ寒かったやろーー』
『寒かったわ(笑)で…ほいっコレケーキ』
『わっ ありがとーーーってコレこの紙袋は!!!』
リサは大谷から渡されたケーキの紙袋に目を輝かした
それもそのはず 実はここの店は
リサが愛してやまないケーキ屋さんだったから
『大谷ぃーーーわざわざ買うて来てくれたんっ』
『わざわざちゃうで たまたまやたまたま…』
照れ隠しかいつもの癖かツンデレか(笑)
大谷は少し赤くなった顔を隠しながら部屋へと入った。
いつものリビング
こたつの上にはチキンやサラダのご馳走がならんでた。
『おっ…ご馳走一杯でむっさ美味そうやんけ(笑)』
『クリスマスやもん。
それより寒かったやろ?先にお風呂入って温まってき?』
『おぅ そうするわ…けどなリサ』
そうゆうときは
『先に食事?おふろ?それとも…あたしやろ(笑)』
なんてリサに耳打ちして 大谷は風呂場へと消えた。
★★★
大谷のお風呂を見送り(笑)
リサはシチューを温めはじめた。
料理な苦手なリサも今日ばかりは張り切ってた。
なんせ結婚して初めてのクリスマスやから…
今まで何度も一緒に過ごしてきたけれど
友達・恋人とは違う
夫婦…
こそばゆいけど嬉しい。
去年のクリスマス
大谷はリサにプロポーズをした。
プロポーズを受けたリサの気が変わらんようになんて言われて
お正月にはお互いの両親に挨拶をして
それから数か月後
大谷の学校が春休みに入った次の日に結婚式を挙げた
あまりにも速い展開に『でき婚か』と騒がれたんも懐かしい。
恋人同士で毎日あうのと
結婚して毎日顔を合わせるのは同じようで違ってた。
『あーーーええお湯やった(笑)』
『おかえりー用意できたでー』
『おぅ もう腹減って死にそうやで(笑)』
『そんなんで死んでたらあかんって(笑)』
リサはクリスマス用のワインを空けると大谷のグラスに注いだ。
『ありがとう…リサも飲むやろ ついだるわ』
『あーーあたしはええねん』
『ええねんっておまえこのワイン好きやろ?遠慮せんと…』
グラスに注いで来ようとした大谷をリサは制止する。
『今日は止めとく…それよりあったかいうちに食べてっ』
『おー』
いつものように二人は海坊主のDVDを掛けながら
たあいのない話して笑いあう
ふと…
リサがつぶやく
『今日な…のぶちゃんと逢ぅてん。でな…ついてきてもらってん病院』
『病院?ってなんやリサどっか具合悪いんか?風邪?
そういやぁ顔赤いし くしゃみしてへんかったか?熱は?』
大谷はリサのおでこに手を近付けた。
リサはその手から遠ざかる
『ちゃうってちゃうちゅうねんって…風邪ちゃうよ』
『ほななんや病院って…あぁ遠慮すんなって…
八尾の緊急病院って何時までやってたっけ…』
慌てる大谷の手を取ると…
『あたし…ひとりでいくん恥ずかしかったから無理ゆうてついてきてもらってん』
そういいながら自分のお腹へと誘導した。
『リサ…もしかして…』
『うん。3か月やって…えへへへへ❤』
『3か月って…おーーーやったぁーーリサーぁーーーー!!』
大谷はリサを抱き寄せつよく抱きしめた。
『オレ…これからリサと…オレらの子供の事…』
守れるよう…
ちゃう絶対守るから…
リサはいつもオレの傍で笑っててなっ
end
とても素敵な話をありがとう。
めっさ広げてしまいましたよ(笑)
気にいってくれたら嬉しいな
めっちゃいいはなしになってるやん(^^)
とても、うれしいです(*^^*)
そしてこの話にOKをくれたブラウニーさんに
感謝です(*´ω`*)