『小泉の好きな奴って…』
大谷にこんなことを言われて
あたしは持っていたミルクティーの缶を危うく落としそうになる。
この間からしつこいねんっ
『それは アンタやっ』なんてこと言える訳無いもん。
『だ…だから 大谷には 関係ないもんっ…鈍感のくせに…』
『どう考えても オレだけ 知らんのは むっさ イッーとくる』
勝手に イーッとしとってください。
あたしは 告白なんて 無理なんやから…
『ぜぇーーーーーーったいに 死んでも嫌やっ…』
『死んでもって…ほな この間聞いたの確認…部活はバスケ部やったやんな?』
『もう 教えんもんっ…』
『ええやんけ 減るもんやないねんから…』
『バスケ部…。』
『で 背が ちっこいっと…』
『うん…背ちっこくて エエ奴…』
『で…年下 年上?』
『もぅ ええやんっ…大谷には 絶対にいわんもん』
あたしは くるりと大谷から背を向ける
『小泉のドけちぃーーーーーーーーーー』って声が聞こえるけど
告白なんて まだ さきやもんっ…
あたしは そのまま のぶちゃんの元に 走った。
end
大谷にこんなことを言われて
あたしは持っていたミルクティーの缶を危うく落としそうになる。
この間からしつこいねんっ
『それは アンタやっ』なんてこと言える訳無いもん。
『だ…だから 大谷には 関係ないもんっ…鈍感のくせに…』
『どう考えても オレだけ 知らんのは むっさ イッーとくる』
勝手に イーッとしとってください。
あたしは 告白なんて 無理なんやから…
『ぜぇーーーーーーったいに 死んでも嫌やっ…』
『死んでもって…ほな この間聞いたの確認…部活はバスケ部やったやんな?』
『もう 教えんもんっ…』
『ええやんけ 減るもんやないねんから…』
『バスケ部…。』
『で 背が ちっこいっと…』
『うん…背ちっこくて エエ奴…』
『で…年下 年上?』
『もぅ ええやんっ…大谷には 絶対にいわんもん』
あたしは くるりと大谷から背を向ける
『小泉のドけちぃーーーーーーーーーー』って声が聞こえるけど
告白なんて まだ さきやもんっ…
あたしは そのまま のぶちゃんの元に 走った。
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