雨…雨…雨…
ここんとこ晴天続きやったのになんでー雨
とにかく雨やねん。
ほんまはUSJ行くはずやってん なのに…
雨…
お部屋デートですねん。
『おーおーたーにっ』
『ん?』
『今日雨降るやなんてゆうてなかったやんな』
『んー』
『USJはあかんけど映画とか…』
『今なんもみたいのないってゆうてたん小泉やろ』
『んーーーー。』
ぽんぽんっ
大谷が自分の横のクッションを叩いてあたしを呼ぶ
しぶしぶそこへ座ると なんか甘いにおいがした。
『大谷?なんか口入れとる?』
『あぁ いちごみるくの飴ちゃん』
『ええなぁ』
『小泉いる?』
『うんっ』
『ほな やるわ』
大谷は袋から1つ飴ちゃんを取り出したから
あたしは手を差し出した。
けど…
袋を開けて自分の口にぽいっとほりこんだ。
『えーくれへんの?』
『んー やるで?』
『けど…んっ…』
気が付いたときは大谷と唇が重なってた。
で…
なんと あたしの口の中に…
さっきの飴ちゃんであろうもんが侵入してきた。
口の中に広がるいちごでみるくな味
『ほら やったやろ(笑)』
『って…普通にくれたらええやんっ』
真赤になったあたしにいぢわるく微笑む大谷
『かしく味に大谷味?ははははは』
『アホ…』
『オレ アホやもーん』
『もぉ…』
食べ物で遊んだら怒られるし罰あたるで
けど…
たまにやったらええかも
大谷味(笑)
end
きゅんきゅん!
最後の1個激辛キムチ味なんやけど?
ほいっ
★大谷はmignonに飴ちゃんを手渡した。