ここは大阪 西の都
今日も今日とて心斎橋は人が流れて消えていく
そんな御堂筋から とある恋が始まった。
『あぁ…来週から塾いかんなあかんって…』
『ほんまどんだけアホやねんオレら』
『まぁまぁ…今日は息抜きに来たんやから』
中学2年受験生男子3名。
心斎橋の駅から難波に向けてふらふら買い物とかしとった。
『なかなかええ娘っておらんなぁ…』
『彼女欲しいなぁ』
『おまえらなぁ…オレら受験生やねんぞ。』
『『大谷は ええなぁー神崎さんおるしっ』』
3人の中の1人には彼女がおるらしく
残り二人はぶーぶーと文句をたれとった。
『『大谷はええなぁー ええなぁー』』
ぴゅーひゅーとからかいながら歩いとった
その時
ドン!!!!!!!
『きゃ…っ…いたぁ…』
中尾が女の子にぶつかってた。
『すんませんっ…怪我とかせえへんかっ…(か…かわいい)』
その女の子を見た瞬間 中尾の全身に稲妻が走った
(恋の稲妻らしい 中尾談)
髪型はくるくるふわふわのパーマヘア
白くて透き通る肌と大きな瞳
そして…適度に大きそうな胸
『大丈夫やから…』そうゆうて去ろうとした女の子の手を
中尾は無意識に取って引き留めた。
『俺…中尾平吉っちゅうねん。こいつは大谷と小林で…自分は?』
『あ あたしは石原 石原信子です。』
『よかったら俺らと遊ばん』
運命の出会いってあるんやなぁ…。
中尾はしあわせをかみしめていた。
・・・・
・・・
・・
『って まて中尾 この話って…』
『ん?俺と信ちゃんの出会い その1やけど…』
『おまえなぁ!!ウソは休み休みゆえっ』
『ウソ ウソ ウソ ウソ…』
ばしっ!!!!
『おまえは小泉かっ!!!!』
end