昼からグランドハイアットで「独身女王様の会」(笑)なので、午前中にサントリー美術館へ。
今年は、琳派といい、この人たちといい、大騒ぎの年のようですな(笑)
時間が限られている中、かなり駆け足で見て回ったので、もはや印象のみ。
若冲=偏執的。
蕪村=ヘタウマ。←ヒドイ言いぐさ
どちらとも、最初から絵師として修行したわけじゃないんですけどね。
蕪村は、文人画として、途中から絵を添えるようになった。
若冲なんて、八百屋の旦那から、家督を弟に譲って隠居して、絵描きになった。
だからなのか、どちらも、それぞれの意味で主流派から離れてるというか(笑)
若冲の絵の細密さは、ある意味、狂気の沙汰ですよ。
墨で座ざっと描いたときには、それがものすごい巧さとなって現れてくるんだけど、ときには狂気が垣間見える。
逆に蕪村は、時々「あ、これウマイじゃん」みたいな(笑)
なんだろう。
予想していた以上に出品作が多かったので、そういう印象ばっかり、積み重なっちゃうんだけどf(^_^;
どれくらい出品作が多いかというと、蕪村の「夜色楼台図」が、あ、これか!と、うっかり通り過ぎかけちゃうくらい。
国宝なのに…(笑)
若冲の「象と鯨図屏風」は、さすがに、階段を下りていったところなので、印象には残るけど、以前MIHO MUSIUMに行ったときに比べると、見せ方としてはいまいちかな?
で、同い年で、かつ、同じ京都、しかも比較的近い場所に暮らしていたそうで、交流していたという記録はないけれども、繋がりはあったのでは?というようなことが書かれてましたが。
仲悪かったんじゃね?(笑)
それこそ、共通の知り合いとかも沢山いた、ということは、知り合いであった可能性は高いだろうけど、全くどこにも同席したような記録がないんだったら、むしろ仲が悪かったんじゃないか、と思う方が自然な気がするぞ。
あいつが来るなら、俺は行かない、みたいに。
それが、こんな風に一緒の展覧会を企画されて、あの世で憤慨したりしちゃあいないかい?(笑)
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