パリのアートでお散歩

パリ近郊の芸術に関する情報、画家や絵、音楽に纏わる場所をブラリ散歩がてら紹介します。

ルーブル美術館エジプト編 musee de Louvre (Egypte)

2010年11月07日 | Musée 美術館

11月7日(日)

恒例毎月第一日曜日の美術館巡り> エジプト編

今日はルーブル美術館に行って来ました。

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元のルーブル宮殿を美術館に改装した広大な館内は、中庭を挟んで大きなコの字型になっていて、それぞれの3つの翼に名前がついています。

Richelieu(リシュリュウ翼)、Denon(ドゥノン翼)、Sully(シュリー翼)と名ずけられた館は、3階建てで地下もあります。

翼ごとに、主にヨーロッパ文化を紹介するのを目的として、時代を追いながら、古代オリエントからギリシャ、ローマ、イスラム、エジプト、近代ヨーロッパまでの美術を網羅しています。

到底一日では周りきれないので、今日は、ファラオ時代のエジプト史に的を絞り、ほとんど完全な形で保存されているミイラや、ラムセス2世像を見るのが目的です。

今年の夏のバカンスはエジプトで過ごし、とても印象的な旅だったので、おさらいがてら子供とエジプトの偉大な文明に浸ってきました。

スフィンクス像

4000年前のパン

4000年前の鳥をさばいた物。料理用です。   棺内に収められていた装飾品

象形文字

                    

ラムセス2世像

石の棺の外側に書かれた象形文字

棺にもいろいろな種類がある。檜製や黒曜石など

檜の棺の内側にも絵が描かれている。

完全な形で保存されているミイラ。顔部分の幾何学的に巻かれた包帯には脱帽です。

 

人間だけでなく鳥や動物のミイラも存在します。左は鷲 右は猫

ファラオンの飼っていた動物や、人間をミイラにする前の試験的なものとか、両説あるようです。

パピルスに書かれた象形文字           書記 座像