11月7日(日)
恒例毎月第一日曜日の美術館巡り> エジプト編
今日はルーブル美術館に行って来ました。
元のルーブル宮殿を美術館に改装した広大な館内は、中庭を挟んで大きなコの字型になっていて、それぞれの3つの翼に名前がついています。
Richelieu(リシュリュウ翼)、Denon(ドゥノン翼)、Sully(シュリー翼)と名ずけられた館は、3階建てで地下もあります。
翼ごとに、主にヨーロッパ文化を紹介するのを目的として、時代を追いながら、古代オリエントからギリシャ、ローマ、イスラム、エジプト、近代ヨーロッパまでの美術を網羅しています。
到底一日では周りきれないので、今日は、ファラオ時代のエジプト史に的を絞り、ほとんど完全な形で保存されているミイラや、ラムセス2世像を見るのが目的です。
今年の夏のバカンスはエジプトで過ごし、とても印象的な旅だったので、おさらいがてら子供とエジプトの偉大な文明に浸ってきました。
スフィンクス像
4000年前のパン
4000年前の鳥をさばいた物。料理用です。 棺内に収められていた装飾品
象形文字
ラムセス2世像
石の棺の外側に書かれた象形文字
棺にもいろいろな種類がある。檜製や黒曜石など
檜の棺の内側にも絵が描かれている。
完全な形で保存されているミイラ。顔部分の幾何学的に巻かれた包帯には脱帽です。
人間だけでなく鳥や動物のミイラも存在します。左は鷲 右は猫
ファラオンの飼っていた動物や、人間をミイラにする前の試験的なものとか、両説あるようです。
パピルスに書かれた象形文字 書記 座像