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「写真家」として撮る意味

2021年07月30日 | 日記
写真家の木村文吾さんは、今年、東京のレストランの撮影プロジェクトに
取り組んでいます。
場所は、東京・馬喰町のノルです。

90年代に学生だった木村さんは、学費を稼ぐためのアルバイトで体感する社会の生々しさと
、地方出身者の憧れでもあった「東京」という像との一致やズレに興味を覚えて、
「東京」の写真を撮っていました。
卒業後、広告、雑誌での仕事に就きましたが、時代の変遷の中で限界を感じ、
写真事務所の門をたたき写真家としての現在に至ります。

今回、「今、この時代に適した普通とは何か、それを探す旅をしたい」と
ノルのファウンダーに相談されたときに、木村さんは声をかけていただいた必然を感じたといいます。

写真家のエゴとしてではなく、シェフ、ビバレッジディレクター、スタッフの方と、
「時空」に個性を与えるという試みをしようと思っているそうです。

現在発売中の『PHOTOSAI』Vol.33では、木村さんのこれまでの軌跡と、
今この時代に東京のレストランで変わりゆく料理を取り扱うときに感じる、
「写真家」として撮る意味について語ってくれました。

『PHOTOSAI』についてはこちらをご覧ください。



株式会社アートツリー出版社

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