台風も通り過ぎ、大阪はほとんど影響はなかったんじゃないでしょうか。九州は被害もでているようで、大変なようです。
よく、雨の前に体調が悪くなるとか、雨の時には体調がすぐれないと云う人がいますが、何でだと思います?
実は気圧なんです!
日頃、私たちは、上からは重力で押さえられ、空間は1気圧で圧力を受けて押さえられて生理的な状態を保っていると言えます。
ですから、嵐が来る前に喘息の発作が出る、身体がだるくてしんどい、古傷が痛む、節々が痛い、胸がモヤモヤする、息苦しいなどの不調を訴える人が多いようですね。
気圧が下がると何が起こるのか!
緩みという状態が起こってきます。人間は骨格で支えている水の入った袋を、筋肉で押さえ込んで生理的な緊張度を保っているといえます。
そこに緩み、いわゆる膨張と云う現象が現れてきます。物体が膨張すると何が起こってくるか?
温度が上昇してきますね。だから雨のときは温度のわりには暑く感じたり、発熱前のように、だるくてしんどく、関節や腰、頭なども痛くなったりする訳ですね。
これには個人差もかなりありますが、この差と云うのは、筋力の差が大きいようです。自分の身体のつりあいをとる筋力を備えているかどうかが問題であって、体重を減らすと言うのは的が外れていると思います。
体重が重い、軽いに関係なく、いかに自分の身体をまかなう筋力を持っているか、その為には何をすべきか?
躍動的に身体を動かし、歩きましょう、歩行しましょう
筋トレをして、個別の筋肉を鍛えても、実際に動くときには、なかなかうまく機能しません。実際の動きの中で、重力に逆らいながら全身の機能を高め、そして働かせる歩行をするべきです。
歩いてこそ巧く全身がかみ合うんだから。骨もつよくなりますよ!骨には造血機能もありますから、冷えや貧血などにも良いでしょうね。カルシウムを摂るだけではだめですよ。あまり動かないナマコやミミズには骨はありません。必要ないからです。圧力をかけて動くからこそカルシウムを吸収できるんです。
色々な症状を持っている人や、症状が悪化する時には、この緩みが悪さしている事が非常に多いです。
天気だけでなく、風邪や炎症性の疾患による発熱、生理、長時間のデスクワークや観劇、バス旅行、飛行機で気圧の下がったところで過ごす機会の多い人、寝不足、疲れなど悪化用件はたくさんあります。
上記の様なことで身体のネジが緩んだら、歩くことで身体のネジを締めましょう
色々な事に影響されない、健康な身体でいられるように、近づけるように、日々の生活、養生を今一度よく考えてみましょう