一角獣の言い分-元ＡＶ女優の嫁をもらった人の話-

「男の中の男だ！」森田剛、セクシー女優との結婚報道に世間からは賞賛の嵐(アサ芸プラスの記事より)

某匿名掲示板で「○○だけど質問ある？」というスレッドが時折立つことがあります。
多くの場合、１さんは変わった経歴の持ち主であることが多いです。

その中で「嫁がＡＶ女優だったけど質問ある？」みたいなスレッドがありました。
ついつい下世話な興味をそそられてのぞいてみたことがあります。

彼によれば、奥さんは時々過去を思い出して泣くことがあるそうです。
彼自身は奥さんの作品を観たことはないそうですが、過去も受け入れ結婚したそうです。
レスからは真面目で責任感のある方だという印象を受けました。

その中で「娘がＡＶ女優になりたいと言ってきたらどうする？」という質問がありました。
すると、彼が「それは本人の自由だ」と答えます。

僕にはこれがとても引っかかりました。
だって、普通に考えて娘をＡＶ女優にしたい親なんていないと思うからです。
しかも現に自分の奥さんもその過去に苦しんでいるのにです。

結局、彼は本心では妻の過去を許せてないし受け入れられていないのです。
それで「ＡＶ女優になることなんて大したことない」と無理して思い込むようにしています。

ですから娘がＡＶ女優になっても反対しないと言わざるを得ません。
逆に反対すると言えば、元AV女優と結婚した自分との矛盾に耐えられなくなってしまいます。
掲示板で人に向かって自分を確認したい程度に、本人も煮え切らない自覚はあるでしょう。

「そういう過去のおかげで今の彼女がある。自分はそんな彼女のことが好きなんだから過去も全て受け入れなきゃ」
理屈の上では正しいかもしれませんが、そうできるかどうかは別問題です。

結局、良い意味で諦めて、ほどほどで付き合う他ありません。
場合によっては、歳をとったり経験を積むことで受け止められるようになることもあります。
それまでは、あんまり無理はしないことです。