カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

節分草

2012年03月18日 | 楽遊会
節分草自生地
楽游会{植物観察会}3月例会
日時:平成24年3月13日 AM8:00~
集合場所:青梅駅(JR)
行き先:節分草自生地{奥秩父小鹿野町小森堂上}~丸神の滝{小鹿野・日本の滝百選に選ばれた名瀑}


堂上の節分草自生地を訪ねたのだが、今回が2度目で、もう一昔も前のことであった。宝登山の蝋梅を見た後、群生地へ。確か道路を下った雑木林所だったので、今回とは別の自生地であったと思われる。お寺さんに植栽されたモノや、鉢植のは幾度か見ているが、再度どうしても自生地に行ってやはり自然環境に育つ姿をこの目で見たくなったのであった。
節分草

節分草(キンポウゲ科の球根植物)は、本州関東以西に分布。山の北斜面・落葉樹林下の石灰岩地に自生し、地面から10センチほど伸びた茎の先に2cmほどの白色5弁の花(萼・本当の花は中に小さく見える黄色の部分)を付ける。名前のように春の花としては最も早い山の花です。両神のこの自生地は、昔は桑畑で民家も3軒あった場所だそうですが、今年は例年より開花が遅れたそうで、同じ斜面にロウバイとマンサクが咲いていました。落ち葉の砂礫地に遠見には雪か霜でも振りかけたように白く見えます。東洋的な風情を醸す可憐な花も葉も、山草の仲間では惹きつけられる好きな花の一つです。森の妖精、春の妖精(スプリングエフェメラル)とも呼ばれます。この同じ地にセツブンソウの咲いた後に続いてアズマイチゲが花を開くとのことです。


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