
Financial Time Magazineをみていたら今年の世界の長者番付はやはりビルゲイツで2番目はなんとApple社のステーブ・ジョブスだそうだ。本当かなと思っていたら、やはり影響力も考慮という特記事項があった。いまでは英国一番の資産家となったポールの弁護士がイチャモンをつけてきたAppleの音楽ビジネスにBeatlesのApple社に結局いくら支払ったのかどこにも報道していないが決着したらしい。もちろんJobsの崇拝するBeatlesと争うなど問題外。たぶん相当な金額で円満解決してAppleは正面切って著作権デジタルビジネスの胴元として邁進できることになった。
いま考えるとJobsがどうしてAppleクローンの契約を打ち切ったのか、ようやく私のような愚脳にも理由が見えてきた。いまではHardとソフトを一括管理できるAppleにしか著作権保護のDigitalコンテンツビジネスを仕切る説得力を有する会社はないだろう。勿論WindowsやLinuxOSベースというのは問題外。Appleは批判を浴びながらセット販売を維持したおかげて昔は”Unixを砂糖漬け”したようなOSと陰口をたたかれたNexTのLinuxはいまではAppleに甘い蜜を運ぶ集金システムの核になった。
SonyのPSPなんかiPod以上に素晴らしいPDAで無線LANの感度は兵器レベルの性能。Webなんかスイスイでしかもスクリーンの見やすさは群を抜いている。が、問題はSonyがあまりにもコピーを恐れるあまり3rd Partyのソフトの開発環境ががんじがらめでUserの応用ができにくいこと。あまりにも素晴らしいPDAを作ってしまったのでSonyの開発コードを知っているエンジニアだったらPSP携帯IP電話なんか朝飯前で作れるだろう。Appleが低迷していた時代にSonyが何回も買収先として名前が挙がったが、これが実現していればDigitalカルチャーの方向性は違ったものになっただろう。Sonyは映画会社よりMacも買収しておけばよかったと悔しがっているかもしれない。
前出のFinancial Time MagazineがBangkok Postの交換記事として誰も興味がないような「3rd World Film Bangkok 2005」を紹介していた。PostとしてはライバルのNationが主催しているこのフェスティバルを「バンコクの映画祭は少し頻繁過ぎるんじゃない」と前置きして.でも「Gala Opening」など皇室行事が絡んでいるので記事にしなければいけないので、「映画業界は楽天的なんです」と結局Nationよりも大きくスペースを割いて丁寧に紹介している。それに比べ主催のNationはURLの表記も間違えているし記事もどういうわけか熱意がない。正確には『http://www.worldfilmbkk.com/』とPost紙が正しかった。思い起こすと2年位前には老舗「Bangkok Post」は玉を抜かれた宦官のような権力擁護新聞に成り下がっていた報道の危機に”ガンバレPost”と気合いを入れたのがライバルのNationだった。金満家タクシンの政治的圧力に一歩も屈せずに徹底的に戦い続けた姿勢は立派だった。ライバル達に乾杯!
いま考えるとJobsがどうしてAppleクローンの契約を打ち切ったのか、ようやく私のような愚脳にも理由が見えてきた。いまではHardとソフトを一括管理できるAppleにしか著作権保護のDigitalコンテンツビジネスを仕切る説得力を有する会社はないだろう。勿論WindowsやLinuxOSベースというのは問題外。Appleは批判を浴びながらセット販売を維持したおかげて昔は”Unixを砂糖漬け”したようなOSと陰口をたたかれたNexTのLinuxはいまではAppleに甘い蜜を運ぶ集金システムの核になった。
SonyのPSPなんかiPod以上に素晴らしいPDAで無線LANの感度は兵器レベルの性能。Webなんかスイスイでしかもスクリーンの見やすさは群を抜いている。が、問題はSonyがあまりにもコピーを恐れるあまり3rd Partyのソフトの開発環境ががんじがらめでUserの応用ができにくいこと。あまりにも素晴らしいPDAを作ってしまったのでSonyの開発コードを知っているエンジニアだったらPSP携帯IP電話なんか朝飯前で作れるだろう。Appleが低迷していた時代にSonyが何回も買収先として名前が挙がったが、これが実現していればDigitalカルチャーの方向性は違ったものになっただろう。Sonyは映画会社よりMacも買収しておけばよかったと悔しがっているかもしれない。
前出のFinancial Time MagazineがBangkok Postの交換記事として誰も興味がないような「3rd World Film Bangkok 2005」を紹介していた。PostとしてはライバルのNationが主催しているこのフェスティバルを「バンコクの映画祭は少し頻繁過ぎるんじゃない」と前置きして.でも「Gala Opening」など皇室行事が絡んでいるので記事にしなければいけないので、「映画業界は楽天的なんです」と結局Nationよりも大きくスペースを割いて丁寧に紹介している。それに比べ主催のNationはURLの表記も間違えているし記事もどういうわけか熱意がない。正確には『http://www.worldfilmbkk.com/』とPost紙が正しかった。思い起こすと2年位前には老舗「Bangkok Post」は玉を抜かれた宦官のような権力擁護新聞に成り下がっていた報道の危機に”ガンバレPost”と気合いを入れたのがライバルのNationだった。金満家タクシンの政治的圧力に一歩も屈せずに徹底的に戦い続けた姿勢は立派だった。ライバル達に乾杯!
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