思いっきりASOBI日記 ~Percussion ensemble ASOBI's blog~

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無心

2007-02-19 14:55:49 | 雑記
私は、とにかくリラックスするのが下手でソロ位置に立っただけで力が入っている。この2年気持ちよくソロができたのは多分3回だけ。その時のことを思い出すと、バックの演奏が耳やからだに入ってきてよ~く聞こえた、そして手が自然に動いた。・・・無心に演奏できたのかもしれない。しかし、無心で演奏しよう!と思うと無心でなくなるから無心の演奏ができない。リラックスした状態の方が音は聞こえるし、閃きも湧くのだけど、何でわざわざ力むのだろうね~不自由なことです。
(写真:5thライブよりRくんソロ)

右手・左手

2007-02-18 11:03:12 | 雑記
タイコを叩いていると度々手を意識する。右手と左手が同じような音が出ればリズムが歪にならなくて綺麗かな・・・と思いつつ、右と左では全然違う音が出てくる。左のオープントーンがでないよ~と四苦八苦していると、ふと右手・左手の個性?が見えてくる。
手って面白いね!!

聴き方

2007-02-17 01:06:16 | 雑記
演奏に出演しているから当然自分たちの舞台を観客として観ることはできないのだけど、一度お客さんになってASOBIを聴いてみたいなぁと思う。
だいぶん前は、音楽を聴くときもかなり頭を働かせていたけど、ASOBIをやっているから少しは聴き上手になっているのではないかな?と思うけど(たまにCDで音楽を聴くと、最近聴き方が変わっていることに気づくんです)。
2年半前アフリカの人達との交流会で彼等を前にジャンベを叩いたときのことは忘れられません。私達は懸命に演奏していましたが演奏はアフリカの人達の踊りのバックになっていました。リズムが聞こえると彼等は踊りながら、どんどん飛び込んできて空間の中で輝いていました。演奏している側で観客から大きなパワーをいただくという初めての経験で、当時はあごがはずれそうなくらい驚きましたが、「音は喜び」って教えてもらった気がします。
聴き方いろいろ・・・!

グループ練習法

2007-02-16 14:23:25 | 雑記
現在のグループ練習は即興で音を出し、音を重ね展開していくというものです。グループ練習はグループの自由なので何をしても良いのですが、この方法を続けています。これはとても良い練習だと実感しています。聴かないと始まらないし、聴かないでやると自分が浮くか、人を浮かせてしまうし展開もしない。とにかくアンサンブルにならない要素が目に見える形で出てくるので、何が欠如しているか見つめることができます。ただ、まだまだ自分たちを十分聴けないので監督や他のグループの人に聴いてもらってアドバイスをもらっている状態ですが。
全体演奏のレベルが上がってきたのも、私は日頃のグループ練習の成果のような気がしているのですがどんなものでしょうね。

アンサンブルは愛

2007-02-15 11:15:00 | 雑記
“アンサンブルは「愛」”という言葉は私の呪文です。特にライブが近くなるとよく唱えています。いつか、はっきりと掴めるだろうと思っています。愛という言葉は恋愛めいたものを想像し日本人にとって照れくさいような、そのくせ実体のないような言葉ですが、「思いやり」を思いやろうとしなくても無心に溢れるようなイメージです。演奏に不可欠ということが段々自分の中で実感されるようになりました。だからこれからも唱えていると思います、それがわかるまで。(写真:5thライブ)

ASOBIの幕

2007-02-15 10:52:56 | 雑記
Firstライブ以来、私達の舞台のバックにある幕。アーティスト間塚康代さんに描いていただいた幕です。静と動を不思議に持った素敵なデザインですね!私達は直接間塚さんを知らないのですが、この場を借りてお礼を申し上げます。作品展がありましたらどなたか教えて下さいね!
(写真:Firstライブでの旗)

楽譜の弊害??

2007-02-14 00:49:37 | 雑記
ASOBIもごくごく最初の頃、楽譜が配られたことがあったのですが、すぐに楽譜は使わなくなりました。実際に楽譜が読めない人を観察していたら感覚で音楽全体の雰囲気を掴んでいるようでした。楽譜が読めないだけで「音楽は駄目なんです」という人も世の中にいますが(変な話ですね)、楽譜の弊害を私自身体験しました。3年前くらいにヤンカディでスウィングを練習したとき、自分のリズムを感じるチャンネルの少なさに唖然としました。微妙な揺れを「タツッカ」という付点のリズムと「タツタ」という三連符に頭が振り分けて感じたのです。揺れ方は無限のはずなのにね。(今もスウィングが自在にならなくて苦労していますが)

(付け加え:楽譜自体が悪いというのでなく想像力を持たないで楽譜を使ったり、目と頭というように狭い感覚だけで使ってしまうと、音楽の美味しさに気づけなくなるかもしれませんね)

粘るが勝ち

2007-02-13 09:15:32 | 雑記
「不器用」は神様の素敵な贈り物と思いませんか?器用だと物事を短時間にこなして、できたつもりになってしまうでしょう。できた!と思う前に問題が出てくると何回も繰り返すうち、より見つめ味わうチャンスがあって、深まるのですよね。
ASOBIでは「できる」という技術的な音楽の狭い要素でなく、音でもってその人が輝いているか!が問題になります。例えばソロで監督は「難しいことをしようとする必要はない。手が動かないなら気を込めた音、一音だけパシッと打って堂々と戻ってくるのでもいいんだよ」と仰ったこともあります。
(話したいことはいっぱいあるのですがうまく文章にならなくて・・う~ん。いつも読んで下さっているみな様、ありがとうございます、頑張ります。いや、頑張ると書けない・・要するに人にわかってもらおう!というのが強いのですね!欲深いということです。こういうの全部演奏にでてパッとしません・・ああ、反省になっている・・)

真剣な眼差し

2007-02-12 09:53:24 | 雑記
このところの練習で感じること、一番新しいメンバーのMさんの気迫!これには勇気をもらいます。彼の言葉「わからないんです」には(でも僕は知りたい!)「バックで(ノリが)ぶれないように叩きたい」には(絶対に立派にバック演奏をする)というような意志がくっついていて(眼差しから感じるのですが)、結果的にまわりの人間を本気にさせる。だから、メンバーは意識していないけど、彼に力をもらうと同時に彼の力になろうとする。きっと彼は自分の力だけど、メンバーの輪の中で成長できるし、メンバーも彼がいることで成長させてもらうのでしょうね!!一人の存在って大きいよね☆

耳を借りて

2007-02-11 08:37:41 | 雑記
昨日ライブ後はじめて自主練習をした。テーマを持つと練習が変わるものだね。
最初ヤンカディの“のり”を聴きあった。自分の耳だけだとわからないことを複数の耳でアドバイスしてもらい参考になった。練習をしながら伴奏の重要性を感じた。音量を下げてノリをつくれないとか、合わせる感覚だと重くなったり遅れたりする・・・今までいったいどうやって伴奏していた?・・・ソロの力量を上回るくらいの伴奏人がバックにいたら、すごいだろうね!半年でできるか?一年後には是非そういう力をつけたい♪これまではソロ中心の勢い任せの雑な練習も多かったけど、これからは次のステップを目指しましょう~!