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惣領先生の「マリー・アントワネット」の原画をモチーフに、パリのアクセサリーブランド、ロジェ ヴィヴィエが新作コレクションを開発し販売。松屋銀座で現在、バッグや靴、チャーム類などの商品と共に、惣領先生の原画も多数展示されている。
PARIS THEN, NOW and BEYOND と題し、10月4日(火)まで松屋銀座1階スペース・オブ・ギンザで、コラボ企画を開催中。ロジェ ヴィヴィエの関係者の方が「商品の写真撮影はダメですが、惣領先生の原画とイラストは撮影してもいいですよ。」と仰ったので、写真を撮らせていただいた。
↓ 展示スペースに来て、真っ先に目に入ったイラスト。
↓ 上のイラストの左隣には、こちらが飾ってある。思っていたよりもかなり大きいサイズだった。漫画のイラストというより、美しい絵画を鑑賞している気分になる。
↓ 展示会場の様子。数えなかったけれど、20~30枚近い原画が展示されていたように思う。今年描かれたばかりなので、紙の劣化はなく初々しさを感じる。建物やドレスの細部まで1本1本の線が丁寧に描き込まれているのがよくわかる。写実的なタッチに見えるけれど、ファンタジックな雰囲気もあり、そこが惣領先生の絵の魅力なのかなあと思った。
↓ ロジェ ヴィヴィエのためだけに特別描かれたイラスト。アントワネットが提げているかばんは、今回ロジェ ヴィヴィエが惣領先生とのコラボ企画で作った限定品。実際のバッグには、アントワネットが御輿入れの時に乗った馬車が描かれている。このバッグ、324,000円!(入力ミスはありません。)
↓ こちらもロジェ ヴィヴィエのために描いたイラスト。お辞儀するアントワネットが履いているのはスニーカー。本物の靴には、ばらが描かれている。この靴は216,000円。
↓ お店で配られている三つ折りのチラシ。本物のキーチャームは、チラシで見るよりずっと大きかった。靴もバッグも光沢があって輝いている。他にもロジェ ヴィヴィエの靴や小物類が展示されていたが、どれも華やか。パーティなどで活躍しそうなアイテムが多かった。
惣領先生の原画展は有料でもいいので、ぜひまたどこかで開催して頂けると嬉しい。これは池田先生の原画にも言えることだけれど、原画だけが持つ勢いや息づかい、パワーに圧倒される。「ああ、先生はこの絵と向き合っていたんだ。」と感慨深いものがある。完成して製本された漫画と同じくらい、いやそれ以上の価値を原画は持っている。
読んでくださり、本当にありがとうございます。
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