Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

大人の少女マンガ手帖 (2)

2015-03-15 16:54:38 | つぶやき

 この手の雑誌のお決まり企画---ランキング。どういう根拠で選んだのかよくわからない。あまり順位にこだわらず、個々の作品紹介を読み、当時の自分がその作品とどうかかわっていたか振り返るのも面白い。

 目次はこんな感じ。

 最初の15ページは傑作12漫画のカラーイラストと名場面。「ベルばら」はもちろん、「ガラスの仮面」「はいからさんが通る」「エースをねらえ」「生徒諸君!」「風と木の詩」「アリエスの乙女たち」「王家の紋章」「スケバン刑事」「デザイナー」「エロイカより愛をこめて」「おしゃべり階段」の勝負絵?が掲載されている。どれもきれい。

 さすが「ベルばら」は2ページ見開きで扱われている。

 

「デザイナー」

「王家の紋章」

「風と木の詩」

 これらを見ていると、次は70年代の少女漫画カラーイラスト集を出してくれないかなと思ってしまう。

 そして「色あせない 永遠の名作 この少女漫画がすごい! Best20」と題して、上位に入った作品から紹介されていく。1位はもちろん「ベルばら」。池田先生へのインタビュー、名場面が多数掲載されている。

 2位は「ガラスの仮面」。(花とゆめ)こちらも美内先生へのインタビュー記事あり。美内先生は「ご年配のファンに『私が生きているうちに---』と言われてますし。必ず終わらせますので、楽しみにお待ちください。」で締めくくっている。

 熱血ヒロイン系の作品。ああ、これらも全部読んだっけ。「まゆ子の季節」が懐かしい。美容師を志す少女の物語だった。「スポットライト」は芸能界の闇事情を垣間見た感じ。

 3位は「はいからさんが通る」(週刊少女フレンド)テレビアニメにもなったっけ。そして「はいからさんが通る」が好きな人に捧げる作品として次が挙げられていた。

 ここに紹介された7冊、読んだ読んだ。「美人はいかが?」ちょっと色っぽかったのが「美季とアップルパイ」。「年下のあンちくしょう」も知っている。あぁ、長い間閉ざされていた記憶の扉が開いて、一気に70年代に戻った感じ。

 4位は「風と木の詩」。(週刊少女コミック)美少年たちの学園物。今読んだらどんな感想を持つだろう。同じく少年物として「トーマの心臓」も紹介されていた。

 5位は「生徒諸君!」(週刊少女フレンド)少フレはあまり買わなかったので、実はこのお話はよく知らない。惜しいことをした。

 6位以下は、次回書きます。

 読んでくださり、ありがとうございます。



2 コメント

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情報ありがとうございます (ミント)
2015-03-16 18:14:16
懐かしいですね~。私は有り難いことに近所の図書館が再版本をかなり入れていくれていたので、当時は読めなかったものもかなり読むことができました。
小コミ系、小フレ系は余り読んでいませんでしたから。最近はコミックは余り入れてくれなくなってきています。際限がないのでしょうね。王家の紋章はなんとかいれてくれていますが、終わるのかしら(^_^;)
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ミントさま (りら)
2015-03-16 21:08:27
 コメントをありがとうございます。本当にどのページをめくっても懐かしさがいっぱいです。
私はどちらかというと、当時は週マ、りぼん派で、「りぼん」を友達とよく「なかよし」と交換して読んでいました。少コミ、少フレ、花とゆめまではなかなか手が伸びず、今思うと悔しいです。子供のお小遣いでは、毎月複数のマンガ本は買えませんでした。

 図書館がコミックを入れてくれないのですか?作品や作家にもよるのでしょうか?私の住む市の図書館は、木原敏江先生の作品が結構あるので、これから読んでみたいと思っています。
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