パソコンは何にために使うのか

　「パソコンは何のために使うのか」との私の素朴な問いに「何かをするために使うもの」と、きちんと答えてくれたのは、大学時代の先輩知人でした。その通り「パソコンは何かをするために使うもの」なのです。

　パソコンで、文章や年賀状を書いて印刷したい、自分の店のチラシを作りたい、写真を取り込んで管理したい、絵を描きたい、作曲したい、音楽編集したい、ゲームしたい、インターネットで調べものをしたい、メールしたい、ホームページを持ちたい、ブログをやりたい、などなど。そうしたことのためにパソコンを使うのです。

　もしどうしてもそうしたことにパソコンを使いたくない、使う気がしない、というならそれまでです。そういう人にはパソコンは必要がありません。

　自分に関して言うと、私は絵を描きますが、パソコンで絵を描こうとは思いませんので、そうした意味ではパソコンは私に必要ありませんが、画材や技法に関する情報を集めたりするのにインターネットを使っているので、そうした意味では大変役に立っています。

　パソコンは自分を何らかの形で補佐してくれるものと考えるのが妥当でしょうか。自分の生活を多少なりとも便利にしてくれます。パソコンが生活する上で必要不可欠というわけではありません。しかしそんなことを言い出したら、実生活で必要不可欠なものなんて本当に限られてしまいます。

　もっとも今の時代、学校教育でもパソコンが活用され、仕事でもパソコンを使うことが求められるわけで、結局はパソコンは生活する上で必要不可欠になってますが。

　「パソコンは何かをするために使うもの」とは、なかなかいい答えだと思うんですが、皆さんいかがですか。