年末に向けての最後の仕事が
片付きました。大した事では
ありませんが、風呂場の掃除
です。1年間で溜まったタイル
や浴槽回り、水回りと排水口
の黒カビ取りが私の担当です。
カビキラーの様な塩素系洗剤は
妻が喘息で使用出来ないので、
ケルヒャースチームクリーナー
で掃除します。これを買ったの
は20年以上前ですが今も壊れず
現役です。高温のお湯を噴出し
て汚れを除去し殺菌効果もあり
重宝しています。今はもっと良
い商品があるのでしょうが当時
は物珍しさと、ドイツ製と云う
事で舶来品信仰の抜けない昭和
の人間なのでこれ1択でした。
今はTVの通販で便利商品は沢山
出ていますが、殆ど中国製なの
で購買意欲が出ません。最近の
ケルヒャーは中国製なのかもし
れないですが、私のはドイツ製
とラベルに記されています。
刃物でも光学機器にしろクルマ
にしてもドイツ製ブランドへの
信頼感は根強いものがあります。
ライカのカメラは高くて買えま
せんが、ライカのブランドが入っ
た日本製カメラやスマフォには
興味を持ったりします。日本発の
世界的高級ブランドが余りないの
が工業力の低下といっしょにGNP
でドイツに負けている点でしょう。
日本人は自分をアピールする事が
苦手で、控え目なのが美徳をいう
伝統があるのでブランド戦略は
欧米と見劣りしていて、結局中国
にまで負けてしまいました。今の
中国での自動車産業を見ていると
日本の凋落は悲しい限りです。