名もなき家事

ゴミ出しは私の朝の仕事ですが、

この時期は集合住宅の共用部分の

明かりも点いておらず暗闇の中で

分別ゴミをゴミステーションへと

運びます。正面玄関を出ると外は

真っ暗です。街灯もちょっと先に

ありますが、足元を照らす程は光

も届かず住宅街の道を歩いて指定

されたゴミ置き場に行きます。大

した距離ではありませんが、最近

の九州や千葉での不条理な殺人や

トクリュウの物騒な連日の事件の

ニュースを聞いてると警戒心が高

まります。集合住宅のゴミ置き場

に行く事もヒートショックの危険

因子ですが私しかやる者はいません。

ゴミ出しにも分別作業、新聞紙等

紙類の梱包と小さな作業もあります。

洗濯も私の担当ですが、洗濯機を

動かせるのは私だけなので洗濯槽

の洗浄までやっています。

家事全般から言えば僅かな部分で

すが、入院中は出来る人がいなか

ったので妻に言わせると大変困っ

た聞かされました。妻がまだ働い

ているので、私も自分でやれる事

はやるようにしていますが、妻に

しか出来ない事もあるので、これ

からもお互い元気な間は同じ分担

で生活するしかありません。

毎日同じ事の繰り返しですけど

お互い何とか元気で続けられる事

が有り難いと思う日々です。