妻と一緒に旅行する事は最近では
殆どありません。昨日は組織診の
結果を聞くのに心配症の妻が病院
まで同行しました。車で片道30分
程度のドライブですが、今はその
程度が一緒の旅でしょうか。
妻は死ぬまでにヨーロッパへ行き
たいと言います。山奥の小さな村
で生まれ育った妻にとって欧州の
緑豊かなベートーヴェンの交響曲「田園」
の様な風景やシュヴァルツヴァルト
の世界は憧れや郷愁なのかもしれ
ません。私は都会育ちで、妻のよう
に子供の頃に野山を駆け回った思い
出もありません。若い頃に東南アジア
や米国で働いていた時もあり、街の
ガヤガヤした喧騒や雑踏が好きです。
海外旅行は一度もした事のない妻ですが、旅券だけは身分証代わりに作って
いました。5年更新の旅券でしたが
マイナカードを作った折、更新しませ
んでした。私が最後に海外旅行したの
は還暦の頃でしたが、その時に友人R
と知り合いました。
私にとって海外旅行は出会いの場とも
言えます。海外旅行はいつも一人旅で
した。そのせいか旅先では誰かが寄っ
て来ます。東南アジアで親切に声を掛
けけてくる日本人には怪しげな人もい
ましたが、そんな経験も含め海外旅行
の出合いは、今でも良い思い出です。
コロナ禍で国内は問わず旅行は怖くて
出来なくなりましたが、病気になって
ステロイドを大量に飲み始めると余計
感染症には敏感になって、海外旅行
は今や論外です。
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