令和元年度高祖降誕会法要

一昨日は、本寮及びキャンパス中央講堂において、高祖降誕会法要が厳修されました。

中央講堂の法要では、大本山永平寺から熊谷後堂老師をお招きして導師をお務め頂いたわけですが、後単侍として熊谷老師に同行した本寮OBの和田徹生君から、現在永平寺に安居中の本寮出身の諸君より私あてのお土産とここに掲げた写真を頂きました。

どうも本山安居中の諸君は私が本年度限りで寮監を引退すると思い違いをしているようで、ちょうど良い機会だから記念品を、というニュアンスで贈り物をしてくれたようですが、小生としては、定年まであと２年ほど勤めさせて頂きたいと思っているので悪しからず。誰かがそろそろ寮監も辞める年齢だろうと当て推量をして、その噂が広まったかな。

写真は、私に贈るために寮の出身者が集まって撮影してくれたものということですが、お土産ともどもともかくありがたく頂戴しました。

私が本職を拝命してから早いものでもう２５年が経過し、間もなく２６年目を迎えようとしていますが、毎年、十数名から二十数名の新入生を迎え入れるので、計算してみると今までに5００人以上の寮生を見て来たことになります。お陰様で、日本全国どこのお寺の法要に伺っても、必ず知った顔がいくつかあり、「寮監先生！」と挨拶してくれるのは誠にありがたく嬉しいものです。さて来年度はどんな一年生が入寮してくるだろうか。