昨日、父の一周忌法要の打ち合わせのために実家に寄ったところ、母から「部屋を片づけてたらこんなものが出てきたけど、これ、あなたが描いたんでしょう」と黄ばんだマンガの原稿を何枚か渡されました。自分にはまったく覚えがないので、弟が描いたのではないかと思ったが、弟も自分ではないし、筆跡も違うという。よく見ると、たしかに私の子どもの頃の筆跡のようで、絵柄もいかにも自分が描きそうなものではある。
この作品に . . . 本文を読む
先日、ある一年生からたまたま聞いたのだが、彼らは、寮監や上級生から発せられた寮内の伝達事項を、LINEで共有しているそうです。
以前は、重要な情報は、部屋から部屋へと顔をつきあわせて伝言ゲームよろしく伝達していったものだが、今はこうなっているのか。ここのところ、学生のface to faceのコミュニケーション能力が少しずつ落ちて来ているような実感があるが、それはこういうところに原因があるのかも . . . 本文を読む
昨夜、あるお寺の坐禅会で、師匠(本師)と隣合わせで一炷坐りました。しょっちゅう顔は合わせて言葉も交わしているのですが、並んで坐禅をするのは数年ぶりのことで、なにか久しぶりによい意味の緊張を覚え、身も心も引き締まる思いがしました。
誰しも人生において恩人といえる人が少なくとも数人、人によっては数十人も挙げられるかと思いますが、私にとってこの師匠はその筆頭で、在家の私を拾って僧侶の世界の中に居場所を . . . 本文を読む