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本年度の本寮の運営指針の抜粋を以下に掲示しておきます。(全寮生にミーティングで資料配付・内容確認済み)
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平成29年度運営指針(抜粋)
平成29年3月29日
概括
本年度の新入生数は24名で、寮生総数は、4年生(5)・3年生(9)・2年生(9)と合わせ47名となる。
寮規により、新入生の受け入れ枠確保のために、日頃の生活態度、積極性等に鑑みて、次年度以降に残留できる上級生の人数を制限することがある。また、単位不足で2年次から3年次に進級できない者・4年で卒業不可能な者は在寮できない。規則違反や懈怠による行持への不参加等は、人数制限のための重要な判断材料となることを各自よく認識のこと。
寮生の本分は、寮内の公務を完遂し、寮に於ける行を保つことにあり、これは外部の御寺院依頼の法務実習等に優先する。配役馴らしなどの公務に支障をきたす法務実習は極力受けないこと。(毎週土曜日に清掃をせずに法務実習に行くことは認めない。スポット的なものは寮監の許可を得れば可。法務実習先にそのことを伝えること。)
自分の法戦式等で竹友寮生に用僧を依頼して自坊に連れて行くことは原則的に認めるが、その際、その時期に竹友寮の重要な行持が重なっていないか充分に注意のこと(特に秋季)。個人の儀式も重要だが、一旦寮生となったからは、寮全体の行持が最重要であることをよく認識しなければならない。寮生に数日間の他出を要する用僧を依頼する場合は、早めに寮監の許可を得ること。
一般注意事項
・ 謝罪の場合は「失礼致しました」、感謝の意を表す場合は「ありがとうございます」「ありがとうございました」とはっきり述べること。「はい」「いいえ」だけで済む返答なら問題ないが、謝罪や感謝の場合はそれだけでは不完全であり、目上の相手に対して大変失礼であることをよく自覚のこと。
・ 4月8日(入学式当日)夜までは2年生が当番にあたる。
・ 4月14日に法服馴らし(着付け指導)があり、4月14日~22日の日程で着付け点検を行う。この間に、1年生は、自室、ミーティングルームその他の場所で、上級生の点検を2回(2人)受け、合格を得ることとする。同様に、五十七仏点検、飯台偈文点検(5月)、行鉢点検(6月)も行う。
・ 1年生は携帯電話とテレビは4月中旬(注:本年度から授業の出席確認にスマートフォンを使用することになったので、実績は4月9日返還)まで所持禁止。持って来ていたらまとめて寮監が預かる。
・ 携帯電話等は一時預かるが、返却日まで、公衆電話等を使用して師寮寺などと連絡をとることはなんら問題なし。必要最低限の連絡に際しては寮の受付の公衆電話も随時使用可。ただし使用者が多い場合は譲り合うこと。
・ ゴミの分別の仕方を確認する。(燃える・燃えない・資源ゴミ・祖大ゴミ等)
・ 1年生は、2階屋外の洗濯場の物干し台は右奥の2台使用可。室内干し、ベランダ干しも可。
・ 1年生各人、公務等にあたって体力的に辛いことがある場合は遠慮なく上級生・寮監補佐・寮監に申し出ること。1年生個人が無理をして健康を害するようなことがあると寮全体に迷惑がかかることにもなる。
反省文について
・ 叱責が必要な場合は基本的に口頭で行う。ただし、怠慢による行持の欠勤、重大な規則違反等があった場合は、寮監の了承を得て反省文を提出させることがある。
規則違反の処分について
・ 上級生・1年生を問わず、深刻かつ重大な規則違反があった場合は、寮監の判断により、竹友寮運営委員会(総長・学長・学部長・総務部長・総務課員・寮監により構成)を招集し、寮生の処分を決定することがある。
挨拶
・ 1年生の玄関での「行って参ります」「ただいま帰りました」等の挨拶は励声で。
・ 食堂での業者の人(岩間さん等)に対する挨拶は普通の声の大きさで行う(大声を出さない)。トレーを持って着席してからの声(偈文など)も同様。
・ 他室訪問の際などのノックの回数は3回。
行持
・ 月分行持、年分行持等の配役馴らしの際、無配役の者については、お経の読み馴らしなどの基本的な練習に区切りがついたら、残り時間は坐禅をする。
・ 4月3日(月)の仏具点検の際は、揃っていないものがあるのが当然。揃っていないものを確認するのが仏具点検である。1年生は、仏具点検当日、足りないものを確認し、それを班の上級生に申告する。それを受けて、師寮寺から品物を送ってもらう、法衣仏具店に発注するなど、上級生が指示、手配する。
WEB登録
・ 本年度も例年同様、1年生の履修登録はキャンパス内の端末使用を基本とする。
清掃
・ 1・2・3階とも、東司の清掃は、小便器の下の床部分、小便器上及び個室内の棚、洗面所の流し、金属部分、鏡も毎回拭くこと。便器の下や床を拭く雑巾と流しや鏡を拭く雑巾は別にすること。必要に応じて衛生係で雑巾を購入。
・ 自分の受け持ちの清掃が終わった者も、全体の清掃が終わるまでは私服で部屋の外に出ない。
遅刻について
・ 本寮において「遅刻」とは、授業開始に間に合わないことではなく、個人的に帰寮時間が開枕罷(午後9時以降)になること。学業の関係、親戚との会食等、妥当な理由があれば、基本的に1年生も10時半までの遅刻は認めるので寮監に相談のこと。
食堂
・ 長期休暇前の帰省時以外食費の返還はできない。摂らなかった食事は廃棄される。寮生としての立場に鑑みて極力食事を無駄にしないこと。授業の終了時間が遅くなる者は、岩間さんに食事のとりおきを依頼すること。
・ 食事後、ご飯茶碗と汁椀の内側を漬け物(沢庵漬けの場合2枚取る)とお茶で拭く。これは禅僧の最低限の作法。
洗濯室
・ 洗濯が終わったら、洗濯物をいつまでも洗濯槽に放置しない。
浴室
・ 季節を問わず、国際交流館等近隣に配慮して、入浴中は窓を閉める。(騒音に対する苦情あり。)
(脱衣所の扇風機は随時使用可)
・ 季節を問わず、シャワーは清掃罷から正午まで使用可。正午から開浴(5:30)までは使用不可。
時間外にどうしても使用したい事情のある者は寮監の許可を得ること。
他出
・ 他出、遅刻等、怠りなく届を寮監に提出のこと。帰寮日変更等連絡必須。
・ 他出は長期休暇(5月連休・11月連休含む)以外に合計で最大10日を目安とし、連続8日を限度とする。
廊下
・ 緊急時及び清掃中の公務に関する事以外、廊下での私語は慎しむ。
その他
・ 寮内の電気機器については徹底して節電に努める。エアコンもできるだけ控え、使った場合は、部屋を出る際に必ず切ったことを確認のこと。
・ 寮室は、在室時は内側から施錠はしない。施錠は部屋が無人になる時のみ。
・ 夏季、冬季、春季休業前、それぞれ授業最終日の翌日開枕をもって閉寮する。それ以降在寮を希望する者は寮監に申告のこと。大学関係の理由がある者についてはある程度まで在寮を許可。
・ 巡寮の際、寮監が部屋に入ったら「おはようございます」後、合掌低頭し、起き直る。
寮監が部屋にいる間はずっと合掌。
・ 寮内では脱帽。また廊下ではイヤフォン禁止。(玄関で着脱)
以上
(画像は数年前のこの時期に、新入生を思いつつ手すさびにしたためた書)
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平成29年度運営指針(抜粋)
平成29年3月29日
概括
本年度の新入生数は24名で、寮生総数は、4年生(5)・3年生(9)・2年生(9)と合わせ47名となる。
寮規により、新入生の受け入れ枠確保のために、日頃の生活態度、積極性等に鑑みて、次年度以降に残留できる上級生の人数を制限することがある。また、単位不足で2年次から3年次に進級できない者・4年で卒業不可能な者は在寮できない。規則違反や懈怠による行持への不参加等は、人数制限のための重要な判断材料となることを各自よく認識のこと。
寮生の本分は、寮内の公務を完遂し、寮に於ける行を保つことにあり、これは外部の御寺院依頼の法務実習等に優先する。配役馴らしなどの公務に支障をきたす法務実習は極力受けないこと。(毎週土曜日に清掃をせずに法務実習に行くことは認めない。スポット的なものは寮監の許可を得れば可。法務実習先にそのことを伝えること。)
自分の法戦式等で竹友寮生に用僧を依頼して自坊に連れて行くことは原則的に認めるが、その際、その時期に竹友寮の重要な行持が重なっていないか充分に注意のこと(特に秋季)。個人の儀式も重要だが、一旦寮生となったからは、寮全体の行持が最重要であることをよく認識しなければならない。寮生に数日間の他出を要する用僧を依頼する場合は、早めに寮監の許可を得ること。
一般注意事項
・ 謝罪の場合は「失礼致しました」、感謝の意を表す場合は「ありがとうございます」「ありがとうございました」とはっきり述べること。「はい」「いいえ」だけで済む返答なら問題ないが、謝罪や感謝の場合はそれだけでは不完全であり、目上の相手に対して大変失礼であることをよく自覚のこと。
・ 4月8日(入学式当日)夜までは2年生が当番にあたる。
・ 4月14日に法服馴らし(着付け指導)があり、4月14日~22日の日程で着付け点検を行う。この間に、1年生は、自室、ミーティングルームその他の場所で、上級生の点検を2回(2人)受け、合格を得ることとする。同様に、五十七仏点検、飯台偈文点検(5月)、行鉢点検(6月)も行う。
・ 1年生は携帯電話とテレビは4月中旬(注:本年度から授業の出席確認にスマートフォンを使用することになったので、実績は4月9日返還)まで所持禁止。持って来ていたらまとめて寮監が預かる。
・ 携帯電話等は一時預かるが、返却日まで、公衆電話等を使用して師寮寺などと連絡をとることはなんら問題なし。必要最低限の連絡に際しては寮の受付の公衆電話も随時使用可。ただし使用者が多い場合は譲り合うこと。
・ ゴミの分別の仕方を確認する。(燃える・燃えない・資源ゴミ・祖大ゴミ等)
・ 1年生は、2階屋外の洗濯場の物干し台は右奥の2台使用可。室内干し、ベランダ干しも可。
・ 1年生各人、公務等にあたって体力的に辛いことがある場合は遠慮なく上級生・寮監補佐・寮監に申し出ること。1年生個人が無理をして健康を害するようなことがあると寮全体に迷惑がかかることにもなる。
反省文について
・ 叱責が必要な場合は基本的に口頭で行う。ただし、怠慢による行持の欠勤、重大な規則違反等があった場合は、寮監の了承を得て反省文を提出させることがある。
規則違反の処分について
・ 上級生・1年生を問わず、深刻かつ重大な規則違反があった場合は、寮監の判断により、竹友寮運営委員会(総長・学長・学部長・総務部長・総務課員・寮監により構成)を招集し、寮生の処分を決定することがある。
挨拶
・ 1年生の玄関での「行って参ります」「ただいま帰りました」等の挨拶は励声で。
・ 食堂での業者の人(岩間さん等)に対する挨拶は普通の声の大きさで行う(大声を出さない)。トレーを持って着席してからの声(偈文など)も同様。
・ 他室訪問の際などのノックの回数は3回。
行持
・ 月分行持、年分行持等の配役馴らしの際、無配役の者については、お経の読み馴らしなどの基本的な練習に区切りがついたら、残り時間は坐禅をする。
・ 4月3日(月)の仏具点検の際は、揃っていないものがあるのが当然。揃っていないものを確認するのが仏具点検である。1年生は、仏具点検当日、足りないものを確認し、それを班の上級生に申告する。それを受けて、師寮寺から品物を送ってもらう、法衣仏具店に発注するなど、上級生が指示、手配する。
WEB登録
・ 本年度も例年同様、1年生の履修登録はキャンパス内の端末使用を基本とする。
清掃
・ 1・2・3階とも、東司の清掃は、小便器の下の床部分、小便器上及び個室内の棚、洗面所の流し、金属部分、鏡も毎回拭くこと。便器の下や床を拭く雑巾と流しや鏡を拭く雑巾は別にすること。必要に応じて衛生係で雑巾を購入。
・ 自分の受け持ちの清掃が終わった者も、全体の清掃が終わるまでは私服で部屋の外に出ない。
遅刻について
・ 本寮において「遅刻」とは、授業開始に間に合わないことではなく、個人的に帰寮時間が開枕罷(午後9時以降)になること。学業の関係、親戚との会食等、妥当な理由があれば、基本的に1年生も10時半までの遅刻は認めるので寮監に相談のこと。
食堂
・ 長期休暇前の帰省時以外食費の返還はできない。摂らなかった食事は廃棄される。寮生としての立場に鑑みて極力食事を無駄にしないこと。授業の終了時間が遅くなる者は、岩間さんに食事のとりおきを依頼すること。
・ 食事後、ご飯茶碗と汁椀の内側を漬け物(沢庵漬けの場合2枚取る)とお茶で拭く。これは禅僧の最低限の作法。
洗濯室
・ 洗濯が終わったら、洗濯物をいつまでも洗濯槽に放置しない。
浴室
・ 季節を問わず、国際交流館等近隣に配慮して、入浴中は窓を閉める。(騒音に対する苦情あり。)
(脱衣所の扇風機は随時使用可)
・ 季節を問わず、シャワーは清掃罷から正午まで使用可。正午から開浴(5:30)までは使用不可。
時間外にどうしても使用したい事情のある者は寮監の許可を得ること。
他出
・ 他出、遅刻等、怠りなく届を寮監に提出のこと。帰寮日変更等連絡必須。
・ 他出は長期休暇(5月連休・11月連休含む)以外に合計で最大10日を目安とし、連続8日を限度とする。
廊下
・ 緊急時及び清掃中の公務に関する事以外、廊下での私語は慎しむ。
その他
・ 寮内の電気機器については徹底して節電に努める。エアコンもできるだけ控え、使った場合は、部屋を出る際に必ず切ったことを確認のこと。
・ 寮室は、在室時は内側から施錠はしない。施錠は部屋が無人になる時のみ。
・ 夏季、冬季、春季休業前、それぞれ授業最終日の翌日開枕をもって閉寮する。それ以降在寮を希望する者は寮監に申告のこと。大学関係の理由がある者についてはある程度まで在寮を許可。
・ 巡寮の際、寮監が部屋に入ったら「おはようございます」後、合掌低頭し、起き直る。
寮監が部屋にいる間はずっと合掌。
・ 寮内では脱帽。また廊下ではイヤフォン禁止。(玄関で着脱)
以上
(画像は数年前のこの時期に、新入生を思いつつ手すさびにしたためた書)