摂心四日目

摂心三日目の昨日は、寮監の同安居で、全国曹洞宗青年会会長や全日本仏教青年会理事長を歴任された埼玉県金澤寺御住職宮寺守正師を講師にお迎えして、同師の学生時代の寮の思い出、これからの住職論、全曹青や全日仏青の任期中の経験についてなど、多岐にわたる話題を提供頂きました。師ならではの視点から僧侶をとりまく環境、これからの宗侶のあるべき姿等についてご講演頂いたわけですが、寮生諸君にとっていろいろと刺激になったことと思います。

また、本四日は、本学総長で本寮の堂長である池田魯参先生に、臘八摂心にちなみ、『釈尊のさとりを頂き祖師の求道を偲ぶ』と題して法話を頂きました。お話にあたっては、今回のために詳細なレジュメを作成頂いて大変わかりやすいご説明を賜り、寮生一同ありがたく拝聴致しました。（写真左側、ホワイトボード前が池田先生）

お陰様で寮生皆健康で、摂心の中間点を通過することができ、また、先生方の大きなご助力もあり、大変充実した摂心を過ごさせて頂いております。

摂心に際し、新たに宮寺守正師、宮城県功岳寺様から添菜を頂戴致しました。ここに改めまして厚く御礼申し上げます。