昨日は、平成13年入寮の寮OB12人が全国から参集して、本寮法堂にて、若くして亡くなった同年入寮の山崎嘉也君七回忌法要を厳修し、私は法要の導師を務めさせて頂きました。平成13年といえば、今から17年前ということになりますが、この年月の間に皆おのおの人間として著しい成長を遂げ、立派な人生を歩んでいることを、法要後の懇親会で実感したことでした。会では、婚約の報告、お子さんの誕生の報告等もあり、大変楽しいひとときを過ごさせてもらいましたが、一人一人の卒寮生の活躍が、まことに頼もしく、ありがたく感ぜられました。
写真:前列向かって左から、 佐藤宗明君、福盛田玲文君、古川承久君、長谷川泰彦君、吉枝俊幸君、加藤裕道君、水田憲英君、佐野高章君。前列左から、小松英哲君、石亀良道君、小生、市川大了君、服部光昌君。(私は勿体なくも坐褥の上に正座させられてしまいました)
『泰山正順和尚休廣忌法語』
復仰瞑雲六月空
竹籬辨道古今同
追懐篤実禪和子
方識光陰瞬目中 (上平声 一東)
復た仰ぐ 瞑雲 六月の空
竹籬の弁道 古今 同じ
追懐す 篤実の禪和子(ぜんなす)
方に識る 光陰 瞬目の中なるを
暗く垂れ込める雲を仰ぐ六月がまたやって来たが、
竹友寮の日常は変わることがない
今しみじみと真面目な人柄の一人の禅僧を思い出す
そして月日の経つことの速やかさを今更ながらに感じ
我等の修行の怠りなきことを誓う
写真:前列向かって左から、 佐藤宗明君、福盛田玲文君、古川承久君、長谷川泰彦君、吉枝俊幸君、加藤裕道君、水田憲英君、佐野高章君。前列左から、小松英哲君、石亀良道君、小生、市川大了君、服部光昌君。(私は勿体なくも坐褥の上に正座させられてしまいました)
『泰山正順和尚休廣忌法語』
復仰瞑雲六月空
竹籬辨道古今同
追懐篤実禪和子
方識光陰瞬目中 (上平声 一東)
復た仰ぐ 瞑雲 六月の空
竹籬の弁道 古今 同じ
追懐す 篤実の禪和子(ぜんなす)
方に識る 光陰 瞬目の中なるを
暗く垂れ込める雲を仰ぐ六月がまたやって来たが、
竹友寮の日常は変わることがない
今しみじみと真面目な人柄の一人の禅僧を思い出す
そして月日の経つことの速やかさを今更ながらに感じ
我等の修行の怠りなきことを誓う