弘前の思い出
商売屋で育った私は
暦で大切な時期を決めて動くことが当たり前に育ちました。
方位もそのひとつ。
一年間行っては行けない方角、
絶対に行った方が良い方角。
出かける時期も暦に添って決めます。
「~しなくてはいけない」というよりは
人間の力には限りがあり、最終的にはお天道様に委ねる・・
そんな他力本願なのです。
今年の吉方位は、北と北東。
出来れば北を優先的に・・という事でしたので
「弘前市」へ行くことに致しました。
今年20歳になる姪と、愉しい二日間を過ごして参りました。
弘前市観光といえば、「桜」。
紅葉祭りも一週間後でしたので、観光客もまばらで静かでした。
それがとっても良かった。
何処へ行っても、二人だけの貸切。
景色も建物も、そこで笑顔で迎えて下さった方も
ぜ~んぶ、私達ふたりだけのもの・・そんな感じでした。
ちょっと函館に似ている・・と感じたのは
洋風建築物が多いこと。
明治・大正期の建物が美しい町並みを作り出していて
ブラブラ歩く楽しみもあります。
何でも、弘前市は人口比の割合では日本一フランス系の飲食店が
あるのだそうです。
確かに、フランス料理という看板は多かったなぁ。
青森の言葉はどことなく、フランス語のイントネーションに似ている・・
そんな事も関係があるのかしら・・(笑)
珈琲も庶民では弘前が日本で初めて飲んだとか。
「津軽藩の珈琲の再現」というメニューもあり、その事を伝えていました。
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「津軽藩の珈琲の再現」 お昼に頂いたカレー リンゴのシャーベット&リンゴパイ
モダンという感覚には、シャープさという表現がつきもののような
そんな感じがありましたけれど、
弘前市で味わったモダンな感覚には、「温故知新」という温かな優しさがあり
タイムスリップした日本人の「楚々」という精神性を頂きました。
二人で、その温かな「気」の中で日本人としての幸せを実感して参りました。
静かに黙々とお仕事をしている姿。
お婆ちゃん達の愉しそうな会話。
質素な佇まいで生活をしている姿を肌で感じた姪は
しっかり生きる事のベースを感じ取った様子でした。
弘前を選んで良かった。
100円バスに乗る事をすすめて下さったおばあちゃん。
途中までご一緒させて頂き、本当にありがとうございました。
バスを降りて会釈をすると、手を振りながら「楽しんでね」と。
祖母の姿と重なり、胸がいっぱいになりました。
ふと姪の顔を見ると、やっぱり私と同じ表情。
血は争えない・・何かこみ上げるものがあったようでした。
弘前公園から眺めた岩木山。
壮大ですけれど、裾野が広くてとても美しいお山でした。
このお山の形に青森県のお人柄をみるようでした。
どんな困難にも揺るがない強さを、岩木山が語っていました。
次回は絶対に岩木山神社にお詣りに行きたいと思います。
姪が「今度は桜の時期に来よう。」と嬉しい言葉。
・・・えっ!ちょっと待って・・
「来よう。」と「来ようね。」とでは大きな違いが
いつかは、私とではなくお友達や恋人と出かける日が来るのね~
でも、あと1、2年は付き合ってよね
祐気旅行。必ず、得るものがありますよ~。
是非、良い時期に良い方位へお出かけして下さい
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商売屋で育った私は
暦で大切な時期を決めて動くことが当たり前に育ちました。
方位もそのひとつ。
一年間行っては行けない方角、
絶対に行った方が良い方角。
出かける時期も暦に添って決めます。
「~しなくてはいけない」というよりは
人間の力には限りがあり、最終的にはお天道様に委ねる・・
そんな他力本願なのです。
今年の吉方位は、北と北東。
出来れば北を優先的に・・という事でしたので
「弘前市」へ行くことに致しました。
今年20歳になる姪と、愉しい二日間を過ごして参りました。
弘前市観光といえば、「桜」。
紅葉祭りも一週間後でしたので、観光客もまばらで静かでした。
それがとっても良かった。
何処へ行っても、二人だけの貸切。
景色も建物も、そこで笑顔で迎えて下さった方も
ぜ~んぶ、私達ふたりだけのもの・・そんな感じでした。
ちょっと函館に似ている・・と感じたのは
洋風建築物が多いこと。
明治・大正期の建物が美しい町並みを作り出していて
ブラブラ歩く楽しみもあります。
何でも、弘前市は人口比の割合では日本一フランス系の飲食店が
あるのだそうです。
確かに、フランス料理という看板は多かったなぁ。
青森の言葉はどことなく、フランス語のイントネーションに似ている・・
そんな事も関係があるのかしら・・(笑)
珈琲も庶民では弘前が日本で初めて飲んだとか。
「津軽藩の珈琲の再現」というメニューもあり、その事を伝えていました。
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「津軽藩の珈琲の再現」 お昼に頂いたカレー リンゴのシャーベット&リンゴパイ
モダンという感覚には、シャープさという表現がつきもののような
そんな感じがありましたけれど、
弘前市で味わったモダンな感覚には、「温故知新」という温かな優しさがあり
タイムスリップした日本人の「楚々」という精神性を頂きました。
二人で、その温かな「気」の中で日本人としての幸せを実感して参りました。
静かに黙々とお仕事をしている姿。
お婆ちゃん達の愉しそうな会話。
質素な佇まいで生活をしている姿を肌で感じた姪は
しっかり生きる事のベースを感じ取った様子でした。
弘前を選んで良かった。
100円バスに乗る事をすすめて下さったおばあちゃん。
途中までご一緒させて頂き、本当にありがとうございました。
バスを降りて会釈をすると、手を振りながら「楽しんでね」と。
祖母の姿と重なり、胸がいっぱいになりました。
ふと姪の顔を見ると、やっぱり私と同じ表情。
血は争えない・・何かこみ上げるものがあったようでした。
弘前公園から眺めた岩木山。
壮大ですけれど、裾野が広くてとても美しいお山でした。
このお山の形に青森県のお人柄をみるようでした。
どんな困難にも揺るがない強さを、岩木山が語っていました。
次回は絶対に岩木山神社にお詣りに行きたいと思います。
姪が「今度は桜の時期に来よう。」と嬉しい言葉。
・・・えっ!ちょっと待って・・
「来よう。」と「来ようね。」とでは大きな違いが
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いつかは、私とではなくお友達や恋人と出かける日が来るのね~
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でも、あと1、2年は付き合ってよね
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祐気旅行。必ず、得るものがありますよ~。
是非、良い時期に良い方位へお出かけして下さい
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十五夜さんが過ぎると
妹は栗の仕込みにかかります。
今年は7kgの栗。
ペーストと、渋皮煮。これが本当にほっぺが落ちる程美味しい
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黒糖を使用しますから、コクがあり色も完璧に美しい艶。
私は只ひたすら、見ているだけ。
皮剥きを手伝おうか?・・と聞いても「いいよ」のつれない返事。
一人で黙々とするのが、妹の仕事風景です。
日頃の生活態度とは、ガラリと変わりますので
ちょっと近寄れない感じ
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でも、不器用な彼女のこれが仕事に対するスタンスなのでしょうね。
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このペーストはどんな風に食べても、本当に美味しい
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でも、私はやっぱりモンブランケーキで食べるのが好きです。
これに渋皮煮が添えてあったら言うことなし。
「おうち、カフェ」で幸せいっぱいになります。
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今年も、お待ち頂いているお客様にどうか喜んで頂けますように。
そんな願いを胸に抱きながら・・
「私の分もあるよね・・?」と祈るように栗を見つめる私でした。
美味しい収穫の秋、皆様はどんな幸せを頂くのでしょう・・。
笑顔いっぱいの美味しさをご堪能下さいね
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そうそう、先日の中秋の名月。
「プレ」だけではなくて、本番を・・とリクエストがありましたので、ちょこっと。
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<兎のお饅頭で組体操> 無事に台風も去り、お月様の登場
本当に、日本って素敵な国ですね。
日本人に生まれて幸せです
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