Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

7月の料理教室

2011-07-25 19:36:56 | La Cucina AVANTI 料理教室
7月の料理教室



              今月の料理教室のメニューは
              ★カボチャの冷たいスープ
              ★生春巻きの夏サラダ仕立て
              ★トマトと野菜のソース海老入りペンネ
              ★デザート:ヌガーグラッセ チェリーソース
              ★ミントティー

              お陰さまで今月から新しいクラスが追加されました。
              2クラス10名様が新しいメンバーに加わって頂きました。
              8クラス45名の方達が毎月教室に通って下さいます

              本当にありがたいことです

              写真を毎回撮って、ファイルにして
              小さな手帳に材料を記入して、いつでもお買い物が出来るようにと
              準備万端整えて、献立に役立ててくれたりしている方がいらっしゃると
              とっても励みになります
              そしてご主人のコメントなどを頂いた日には・・
              益々精進せねばなるまい!と張り切ってしまうのです。
              
              お友達同士のグループでは・・
              昼食会、夕食会のような雰囲気でそれはそれは皆様本当に愉しそう
              何だか教室というよりもレストランの貸切みたい
              でも料理は「愉しむ」ことが主旨ですから、愉しみながら食事を頂く事で
              「食べてくれる人」の気持ちが分かって一石二鳥だと思います。

              食事を美味しく頂くことの条件みたいなものを
              この教室に参加をして頂くことで経験して頂けると嬉しいのです。
              そして・・何より嬉しいのは
              45名もの方が自宅へ来てくれるということに感激しちゃっています。

              8月のメニューもどうぞお楽しみに               

今日は大暑

2011-07-23 19:43:46 | 日記
今日は大暑



              今日は二十四節気のひとつ「大暑」
              大寒から半年、小暑から十五日目の夏の最盛期を言います。
              ここ二日ほど台風の影響で涼しかったせいで、
              今日の「大暑」はあまりピンときませんでしたね。

              暑ければ暑いと文句を言い、
              暑くなければ「大暑」なのに涼しくて・・と文句を言う
              まったく何でこうなのでしょうねぇ~私ったら。
              「暑い京都の夏風景」で「大暑」を感じて、
              一年で一番暑い日なんだよね・・と満足しちゃいました。
       
              この写真は姪達がまだ中学生・高校生の時に一緒に旅行した時のもの。
              渋いわぁ~・・と改めて思って苦笑いでした。
              真夏日はお庭拝見が何よりなんです。
              クーラーが無いお堂で拝見するお庭からは、「風」の贈り物が。
              それはもう素晴らしいひとときです。

              この時期、京都では多くのお祭りがあります。
              土用の丑の日、下鴨神社では「御手洗祭り」、蓮花寺では「きゅうり封じ」
              22日、23日は伏見稲荷神社で「本宮祭」、25日、安楽寺では「かぼちゃ供養」
              31日は愛宕神社で「千日詣り」、1日~31日まで「祇園祭」
              季節柄一番体調を崩しやすいこの時期に「無病息災」を願っているのでしょうね。
              

              さて「文の日」でもある今日は
              ちょっと久しぶりに墨でもすってみようかな。
              伯母の一回忌のお便りに「朝顔の文香」でも添えて・・。             
                            

嗜み

2011-07-22 19:00:17 | 美しい生活
嗜み



             何でもすぐ欲しい物が手に入る時代になり
             季節に関係なく、いつでも何処でも五感を満足させることが可能になりました。
             こうしてインターネットでの様々なサービスも満載です。
             連絡も何時でも何処でもすぐに出来て、40年前までは考えられなかった事が
             現実、可能になっています。
             私は「超」がつくほどのアナログ人間。
             このブログもそれはもう「必死」なんですよ。

             仕事柄、世界的な流行を無視は出来ない・・という使命感がそうさせています
             その使命感には「約束事」があるのです。

             「女性」として、「大人」としての嗜みを大切にする・・。
             メールばかり使わない。直筆の手紙を書く。
             直筆の温かさは心の贈り物。そして「待つ」という事で心のゆとりを育みます。
             インターネットばかりでお買い物をしない。
             「見る」「触る」ということで本物を見極めることが出来ます。
             ネット予約も良いけれど、電話で予約をする。
             「言葉」の美しさは、会話から育まれるものだと私は思っています。
             ゆったりとした時間を慈しむことで、女性の所作は美しくなる・・と
             私は信じているのです。

             日本は季節に繊細な感性を寄り添う楽しみを、衣・食・住に込めてきました。
             それは、自分の楽しみでもありますが自分以外の方への思いやりの表現でも
             あったのです。
             季節毎の装い、食、住の室礼など全てが「おもてなし」の心から。
             「粋」な民族なんです

             今日のフォトチャンネルには、何百年と製法の変わらない手作りのものをご紹介。
             フルスピード時代だからこそ、「丁寧な生活」を大切にしたいと思います。             

             
             
             
             


              

愉しみ

2011-07-21 17:15:04 | 日記

              <大本山永平寺東京別院 長谷寺>

              


              昨日は新規会社へ取引開始の為出張でした。
              台風は大丈夫・・?なんて心配もありましたが
              無事2件の仕事を終え帰宅出来ました

              私の出張の楽しみといったら
              神社・仏閣・美術館・博物館巡り。
              取引先が3件以上だと諦めますが、2件なら走ります
              普段全く計画性の無い私ですけれど、このときばかりは
              時間割を念入りに考えて、お昼も食べずにます
              8月はとても見たいものが目白押しなので、今から体力を温存しなくては・・

              昨日は骨董通り近辺でしたので、「大本山永平寺東京別院」へ帰り道にお参りしてきました。
              西麻布の住宅街に佇む「長谷寺」には麻布大観音の名で親しまれている、
              「十一面観音菩薩」様がいらっしゃいます。
              高さ約10m、樟の一木彫からなっていてそれはそれは美人な観音様
              私はお線香とろうそくを灯し、般若心経と十句観音経を唱えてきます。
              本当に都会の一角とは思えないほど、静かなひとときを堪能できます。
              そこでの楽しみはもうひとつ・・いつもいらっしゃる御老僧にご挨拶する瞬間。
              温かくて、優しいお顔だちに心から癒されるのです。
              昨日も一通りのお参りが済んだあと、いつものお香を頂こうと近寄っていったら
              「とっても静かにお参りをしていたから、いつお声をかけようかなと思っていたよ」
              な~んて、如来様のようなお顔で微笑まれて・・
              嬉しさのあまり、ぶっ倒れそうになってしまいました。
              昨日は一日中、でした。


                         
             友人からの贈り物 京都の清課堂さんの香立 私の一番のお気に入り



            唐招提寺の開祖、鑑真和上さまは楽しむ香「空薫物」(そらだきもの)を
            日本に伝えました。
            仏に供えるための香とは区別して、趣味として自由に薫りを楽しむ香を
            「空薫物」と言うのだそうです。何だか素敵な言葉です。
            「薫物」は各種の香料を練り合わせて作った香で、この製法を
            鑑真和上さまが伝えたと言われています。
            香木自体を焚くよりも、自分好みの薫りを作る事で香を生活の中で楽しむことが、
            平安貴族の教養としてのひとつの証だったのかもしれませんね。


                       


            それぞれのお寺にはそのお寺に相応しいお香が販売されています。
            薫りから色々な時代をイマジネーションしながら
            自分だけの空間を楽しむ・・なんていうのも、
            大人女子の素敵な時間のつかい方なんて思います。

            さて、今夜の「空薫物」は何の薫りで楽しみましょう・・
            光源氏にでも逢いにいってみましょうか・・            
    
            
            
             


              

               
              


         


              

暑気祓い

2011-07-19 19:35:05 | 美しい生活
暑気祓い


             明日から土用入りしますね。
             大気が不安定になるので、精神的にイライラすることが多くなります。
             この2週間は「心」のヒーリング週間にすると良いですね。
             7月に入ると、京都では1ヶ月間ずっとお祭りが行われます。
             暑気祓いのようでいいですね。
             東京の神田祭り、大阪の天神祭りとともに日本の三大祭りのひとつ、
             祇園祭りは7月1日からスタートして、なんと1ヶ月にわたり続くのです。
             起源は「疫病退散」を願ったお祭りだそうですが、時代とともに
             絢爛豪華になっていったようですね。
             何でもメインは「山鉾巡業」だとか・・祇園祭りの最大のページェントだそうです。
             行ってみたいですねぇ~
             
             私もちっちゃな「暑気祓い」は一応心がけています。
             まずは視覚からの「涼」を求めて、麻、ガラス、金魚鉢、キャンドルなど
             家の飾りを夏使用にします。
             電気の明かりよりは、スタンドだけとか、間接照明だけとかの方が
             涼しい感じがしますけれど、姪達は近眼のせいか暗い照明は苦手のよう。
             でも今年は「節電」の為に、この薄暗い照明が日常化してきて
             私としては何よりも本当に嬉しいのです。
             特に仏間。ガラスの香炉にキャンドルを焚くと、最高に綺麗。
             暗闇の中で、神秘的なキャンドルの灯りと仏壇の蝋燭。
             「怪談話し」にはもってこい!
             と、思いきや・・誰も近寄ってきません
             香の薫りに包まれて、しばし両親の遺影を眺めながらのランデブー
             「幸せ」だな・・と思います。

             そして私の一番の「暑気祓い」は、粉末状の「塗香」で心身を清めること。
             手のひらに香を塗り清める事で、一種の「瞑想」状態になれるのです。
             不思議ですが、暑さを忘れます。
             日本の香料の起源は590年頃。
             仏教の伝来から、日本の洗練された教養文化として独自の開花をしたことは
             とても素晴らしい感性だ・・と心から誇りに私は思うのです。
             夏の寝苦しい夜、ちょっとお試し下さい。
             沈香、伽羅の薫りは暑さを和らげてくれて深い眠りへと誘ってくれます              

             
              

New Arrival

2011-07-18 19:06:05 | AVANTI通信
New Arrival



              今日はとっても嬉しい一日の始まりでしたね。
              日本中が「勇気」と「感動」を頂いた日だったと思います。
              どんな状況でも諦めないことや、自分の積み重ねてきた時間と
              仲間との固い信頼関係を信じることの大切さを教えて頂きました。
              日本がこれからも一丸となって、この状況を乗り越えて行く!
              という大きなメッセージを世界中にアピールしてくれたと思います。
              「なでしこジャパン」はまさに「大和撫子」の代表です。
              小さな身体に秘められた大きな精神力は、日本人の最も世界中から
              愛され、尊敬されている国民性だと聞いています。
              彼女たちを心から尊敬致します。

              人生、生きているうちは「学び」・・と分かっていても
              長いこと同じ仕事をしていると、いつの間にか・・
              「どうせ・・なんだから・・」なんて、預言者みたいなことをつい・・
              真摯に向き合うことをしなくなるんです。
              「なでしこジャパン」の活躍を見ていたら、恥ずかしくなりました。
              プロとしての自覚を再認識させられました。
              自分の中のプロ意識を再確認してしっかりやらねば
              そう思いました

              久しぶりにある友人にメールをしたんです。
              8歳も年下の彼女はとてもかっこいい女性で、イタリアに一緒に旅行したとき
              タクシーのおじちゃんと英語でサッカー談議をしていました。
              二人の英語は私が聞いていても分かるほどの下手なものでしたが
              とても盛り上がっていてそれは愉しそうでした。
              彼女、女子日本代表の選手だったんです~大昔ですけど
              後輩の活躍を心から喜んでいました。勿論、アメリカのチームをきちんと賞賛したうえで。
              彼女も「諦めない」「目標を高く持つ」「約束する」こういう事を心に持っている女性。
              青春時代に培った宝物ですね。

              夏は始まったばかりですが
              私の仕事の業界では、すでに晩夏・初秋物がご提案される時期になりました。
              新着商品です。フォトチャンネルでほんの少し涼しくなる季節を想像して下さい              
               

茄子としらすのオリーブ漬け

2011-07-17 19:22:02 | La Cucina AVANTI 料理教室
茄子としらすのオリーブ漬け


             
              夏野菜の中でも お茄子には特別な思いがあるのです。
              なす・・に成すという言葉をかけて
              願いを成立させる・・そんな願掛けもあるからです。

              暑さに負けずに乗り切ることが出来ますように
              そんな想いが感じる一品です。
              ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにも最高です。              
              
              オリーブオイルをかなり使いますから
              他の野菜とからめて頂いても美味しい
              食欲が無い時でも、これなら結構頂けます。
              夏バテせずに乗り切るには、「食」は大切な「薬」ですね。