電気の苦手なアコースティック・ギタリストに贈る…

アコースティック・ギターの音色は好きだけど,電気の分からないギタリストの一助となれば幸いです.

この検証って…??

2013-07-08 20:56:47 | ケーブル
過去の記事では,手間・暇・お金をかけてかなりマニアな実験結果を公開し,

かなり信頼を寄せていたサイトだったのですが,

今回の実験結果は合点がいきません.(汗)


今,巷で話題の楽器用ケーブルを比較した実験結果を掲載したページですが,

画像に上げられたケーブルはすべて3m程度のモノラルの標準Phoneです.

すなわち,プリアンプやエフェクタを経由して

最終段からモニタへの接続での評価です.


詳しい検証内容は記載されていませんが,

上記の条件から間違いの無い推測だと思います.


最終段からモニタへ繋がるケーブルを比較したということは,

ギターからの出音はその情報の一部(または全部)はすでに加工(劣化?)され,

検証自体に意味のある行為とは思えません.

たとえば一度帯域が狭められた情報が,

最終段からモニタへ繋がるケーブルを変更することによって,

艶やかにバランス良く,ギターらしさを復元できるとは到底考えられません.


KY:廉価版ケーブル \700程度
EL:ツヤツヤ \6K程度
KA:最近話題 \6K程度
BE:主宰者イチオシ \6K程度
AC:マニア向け \10K超



以前にもお話ししましたが…,

信号として最も外界からの影響を受けるのは,

ギターの出口からプリアンプまでの電圧の低い部分だと思います.

昔のアナログレコード再生で言えば,ピックアップ直後のリッツ線ですネッ!


サイト主宰者のピックアップはMAG+CNTの2系統のはずですから,

当然,ステレオケーブルであるべきです.

この部分が主宰者イチオシのBEで,

最終段からモニタへ繋がるケーブルにマニア向けACを使っても,

あんまり意味のあるものとは考えられません(すなわちボトルネックになってしまいます).


まったく影響がないわけではないのですが,

検証としては「?」です.

読み物としてはおもしろい検証ですが,

しっかりと研究してからみなさんも新たな挑戦をしてみては?


…あくまでも自己責任で.(笑)


かくいう私は主宰者イチオシのAll BE です. _(^^;)ゞ



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