台湾で軍のトップがヘリで事故死しました
台湾の参謀総長 ヘリで事故死
台湾軍の幹部は、木曜日の台北郊外の
山岳地帯に墜落した空軍ヘリコプターの事故で
13人の搭乗者の内 8人が死亡したと語った。
犠牲者には、 台湾軍の事実上トップである
沈一鳴・参謀総長の他に他の軍の高官と
2人の パイロットが含まれており 生存者は5名だった
台湾国防省によると、ヘリコプターは新年の
活動のために台北から近くの宜蘭市に飛んでいた。
13人が搭乗したUH-60Mブラックホークは、
松山空軍基地から午前7時50分ごろ離陸してから
10分後にレーダー画面から消えた
そして南東にある山岳地帯の森林に覆われた
場所に墜落した
政府の特別委員会が墜落の原因を調査している
ニューズウィーク等より抜粋
台湾にとっても大きな人的損失といえるでしょう
今回の事故 原因はまだ不明なんですが
現時点で 二つのことが言えます
新しい型
まず墜落したUH-60M型は 新しいタイプということです
ブラックホークも初飛行が1974年ですから
初期型は かなり年数がたっています
しかし このM型はエンジン換装やデジタル化された
グラスコクピットなどにアプデされ2006から生産が
はじまったモデルです 台湾もこの新型を60機導入予定です
機体の損傷が激しい
それからもうひとつは 機体の損傷が非常に
激しく見えるということです
墜ちたんだから当たり前だといわれるかも しれませんが
UH-60は装甲皆無だったUH-1の 反省から機体は
12.7mm弾の被弾にも耐えら れるように
強化されています
↑これは過去の墜落のケース
実際 過去の墜落例をみても機体の外観は
かなり保たれていることが多いです
それがこの台湾のケースでは 破砕され
完全にバラバラになっているように見えます
これは2018に起きたUH-60L型の事故と似ています
この時はコッター・ピンの取り付け不良から
メインローターのピッチチェンジロッドの
取付ボルトが振動で外れ 最終的に 空中分解したと
事故調査委員会が発表しました
今回の事故はまだ不明ですが 解明がまたれます
更に総統選挙が近いのも気になるところです
蔡英文 Tsai Ing-wen@iingwen
此度のヘリコプター墜落事故によって亡くなられた
国軍の勇士たちのご冥福を心からお祈り致します。
あまりにも無念です。
しかし、彼らが国を守るために 自らの命を
捧げたことは永遠に記憶されます。
我らは彼らの志を胸に刻み、ずっと台湾と共に歩み続けます。
蔡総統はこうした発言をしていますが
大陸からの有刑無形の干渉があるでしょうが
跳ね除けていってもらいたいものです
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