安倍首相が辞任を発表しましたが任期中の
成果のひとつとして 日本の兵器輸出
/防衛装備移転への政策転換がありました
フィリピンへのレーダー輸出契約成立
河野防衛相は会見で、戦闘機やミサイルを
探知するレーダー4基の輸出について、
三菱電機とフィリピン国防省との間で
契約が成立したと発表した。
国産装備の完成品輸出は、政府が2014年に
武器輸出基準として「防衛装備移転三原則」を
閣議決定後初めて。河野氏は「さまざまな国と
防衛協力が進み、日本の防衛産業の足腰強化にもなる」
と述べた。
対象は、固定式警戒管制レーダー「FPS3」3基と
移動式対空レーダー「TPSP14」1基。
受注総額は約1億ドル(約100億円)/時事より
そうりゅう型潜水艦やP-1哨戒機などまだ結果は
でていませんが そんな中で初のケースとして
対空レーダの輸出は うれしい門出となりました
しかも単に売って終わりではなく 今後は
フィリピンとの情報共有も視野に入れての
動きとなっています
中国軍封じ込めへ教育訓練で布石
フィリピンとの情報共有
政府がフィリピンと防空レーダー輸出に伴う
情報共有を検討していることが判明した。
政府は航空自衛隊の教育訓練で布石を打ち、
実現に導く構えだ。
情報共有の実効性が高まれば、九州-台湾-
フィリピンを結ぶ第1列島線で中国軍を
封じ込めやすくなり、台湾との連携も不可欠となる。
自衛隊幹部は「バシー海峡の情報は日本防衛に
欠かせなくなっている」と口をそろえる。
ただ、中国の経済支援を背景にフィリピンの
対中姿勢は定まらず、中国が横やりを入れる可能性もある。
情報共有まで関係を深化させるには曲折が予想され
政府はレーダー輸出後の支援を重視する。
輸出入契約の締結後、三菱電機は固定式レーダーの
建造に着手し、3基の完成まで4年かかる。
その間、比空軍の要員を招き、空自がレーダーの
運用の教育訓練を行う方針だ。
教育訓練のニーズがあると見込むのは、
レーダーは航空機の接近を把握するだけでは
不十分だからだ。
速度や飛行形態のデータを蓄積し、データと
ひもづけすることで即座に戦闘機などを識別して
対処できるようになり、そこで初めて警戒監視網と
して機能する。
空自のノウハウを伝えることが関係を深め、
OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング=
職場内訓練)の手法で現地指導をすれば中国軍機の
情報をその場で共有できる。
運用が軌道に乗ると、機密性の高い情報を保全する
情報保護協定を東南アジア諸国で初めて締結する
ことも視野に入る/サンケイより引用
これはよい計画ですね
こうした動きに大陸との軋轢の高まっている台湾
そして領土問題を抱えるベトナムなども加えて
いって NATOほどではないにしても緩やかな
アジアの防衛網として機能していければ良いと
思います
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