今回は第六世代機について見ていきます
ただ第六世代機に関しては現在は
まだほとんど不明な部分ばかりで
一説には大気圏外まで飛べるとか
ビーム砲搭載といった まるで
ボクの考えた最強戦闘機のような
状態です
ですからここでは 断片的な情報から
なんとか第六世代機のイメージを
組み立てていきたいと思います
まずはアメリカの大手航空機メーカーが
発表したコンセプトから見ていきましょう
ボーイング案
ロッキード案
ノースロップ・グラマン案
更にノースロップ・グラマンも
第6世代機の海軍仕様・空軍仕様
両チームを立ち上げました
ここの社長が無尾翼超音速飛行機に
言及しているので このコンセプト
なるのは かなり確かなようです
各社に共通するのは Radar cross-section
を低減させるために無尾翼ののっぺりと
したデザインになっています
ボーイング案にはカナードが見られますが
これは最終案とは思えないので未知数です
いまのところ将来型海軍機がFA-XX
将来型空軍機がF-Xと呼ばれており
両軍で共通部分の基本合意が
あるもののF-35のような共通の機体
とはならないようです
第6世代戦闘機のエンジンについて
GEのエンジン専門家の記事に
よると第六世代戦闘機用エンジンは
「変動サイクルエンジン」になる
ようだとのことです
聞きなれない用語なんですがこれは
飛ぶ速度に応じてエンジンのバイパス比
を変化させるというシステムです
実際にGEは米国はF-22用にYF120
という変動サイクルエンジンを
作りましたがP&W F119エンジンに
敗れています
この適応型エンジンのいいところは単に
低速や高速に飛んでるだけではない点です
どういうことかというと現用エンジン
は次の三つに大別されます
ターボジェット 戦闘機など高速向き
F-4などに搭載されていたJ-79などの
ターボジェットは低速飛行は不得意です
高バイパス比ターボファン 輸送機や旅客機
バイパス比とは流入してきた空気を燃焼
させる割合でバイパス比の数値が高い程
低燃費でより低速向けです
高バイパス比は亜音速飛行が得意なので
現用の旅客機はほとんどこのタイプです
バイパス比とは流入してきた空気を燃焼
させる割合でバイパス比の数値が高い程
低燃費でより低速向けです
高バイパス比は亜音速飛行が得意なので
現用の旅客機はほとんどこのタイプです
低バイパス比ターボファン 戦闘機や軍用機向き
低バイパス比タイプは高速で飛ぶのが
得意です 日本のIHIで開発されたFX-9エンジンは
この新型の低バイパス比ジェットエンジンです
だから それぞれのタイプに得意な速度
飛び方があるわけですが 逆に言うと
適さない速度になるとエンジンにストレスが
かかったり 燃費が悪化するわけです
飛び方があるわけですが 逆に言うと
適さない速度になるとエンジンにストレスが
かかったり 燃費が悪化するわけです
ところが変動サイクルエンジンなら
バイパス比自体が 可変しますから
どんな速度で飛んでも エンジンは
常に最適な状態という優れものなわけです
特にスーパークルーズでの燃費などの
課題をクリアするためには必要な技術でしょう
このエンジンにステルスインテークダクトや
ベクタードノズルなど満載したものが
次世代戦闘機用エンジンのシステムとなるわけです
当初はロールスロイスを含め
適応型万能エンジン技術’
ADVENTとしてスタートしたが
適応型エンジン技術開発
(AETD)でロールスが脱落
このタイプのエンジンについて
GEはYF120のノウハウの発展型
P&WはF-35用のF135エンジンの
発展型で予備設計審査合格を
目指しているようです
それから 第六世代機は大気圏外に
まで飛べるという説を見ましたが
どんなに強力な余剰推力があっても
ジェットエンジンは酸素が無いと飛べません
更に未来技術が加われば・・
この他にも SF的な発想が加わる可能性もあるでしょう
例えば A.I搭載による飛行や戦術のアドバイス
更に機体の自己チェックによるセルフ修復機能
また今後の新素材よっては機体の速度や搭載量
などミッションや飛行状態に応じて 機体の
形態の一部が変化する 例えばステルス性能を
最大限にするときは最大翼厚を減少させる
可変形態翼なんてのも出てくるかもしれませんw
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