4月17日と18日、19日にayami yasuyhoメンバーそれぞれ日野晃 Real Contact Work Shop in 京都を受講してきました。
メンバーそれぞれ日野ショックを味わいました。
17日、18日の二日間受講してまいりました秋紀は、頭で考えこんでしまう性質があります。
そのワークショップ開始早々、「頭を外せ!」と言われたのには戸惑いました。しかし「頭~思考してしまう頭~」を外すということは、全く知らないことではなく、自分の性質の反面にはそういう部分が確かにあります。
普段から「理性」のような「論理」で何事も計って考えるくせがついていました。
「考える」ということは表層的な部分だけではありません。潜在的にもさまざまな思考が錯綜しています。それが頭の後ろ下のあたりに「ガーーーーーッ」と走っているのを取り外そうとして身体を動かすのはとても大変です。頭はすぐ思考してしまいます。「頭は勝手に暴走しよるから」そうです暴走です。
しかし身体と自分とを結びつける回路は萎えているか、ひからびてはいますが確かに存在しています。そこを鍛える努力をしていきます。
それはものすごいパワーがいります。気が緩むとすぐに思考が頭や背後に走ります。
そうして身体にまつわる思考を解除して、獣のように表現していきます。相手に向かい合って、自分を認識してもらい、その相手に言葉で意味交換をするのではなく、相手にエネルギー全開にして『伝える』のです。
フルパワーでエネルギーを出して相手に伝える。それは言葉の意味を相手に言うというのではなく、赤ちゃんが全身で母親にものを伝えようとするさまです。
雰囲気は分かりますが、実際に出来るかというとどうしたらいいのか途方に暮れます。しかし口から、体から、全部からエネルギーを出して相手とコミュニケートしていく!
そういう方向をもって自分のパワーを出して表現していく、音楽を演奏し、舞台に立ち、ものを書き、描き、撮って、表現して『伝える』。
最近朝起きた時に自分の仕事が『伝える』ということだとふと気づきました。
伝えるということ、それが僕の仕事です。