先日、庭で採れた少しの野菜を持って嫁さんと二人で嫁さんの両親が住む静岡まで行ってきました。
子供達が大きくなってからは、コロナの影響もあって会う機会も少なかったので、野菜のお裾分けを口実にして会いに行ったような感じです。
嫁さんだけなら平気だけど、僕と長時間一緒にいると義両親が気を使って疲れてしまうらしいので、午前10時頃に着いて、少し話をして昼食前に帰る予定で出掛けました。
着いてからは、お互いの近況報告や、子供達の話をしました。
お義父さんも昔は庭で野菜を育てていたので、その当時の苦労話や、毎年自作して送ってくれる干し柿の作り方の話など、話題も尽きず、大変楽しい時間でした。
あっという間にお昼になり、お腹も空いてきたしそろそろ帰ろうかと腰を上げようとすると、お義父さんが何処かに電話をした後に、「お昼御飯食べに行こうか、ウナギ」と言い出しました。
ウナギなんてお店で食べたことはありません。
ウナギを食べることも年に1〜2回だし、それもお義父さんが送ってくれるやつです。
みんなで三島駅の近くの鰻屋さんに行って、とても美味しいうな重を頂きました。
お土産にエビスビールを1箱貰いました。ここ何年も発泡酒しか買ってなかったので感激です。大事に飲もうと思います。
帰りの車の中で嫁さんが「あんなに楽しそうなお父さんは久しぶりに見た。今日はどうもありがとう」と言ってくれました。
そう言えば、これまでは必ず子供達が一緒だったので、義両親とゆっくり話をする機会もあまり無かったと気付きました。
僕は調子に乗って「それは良かった。近いうちにまた野菜を持って行こうか。次はうなぎの白焼きが食べたいな」と言って嫁さんの方をチラッと見ると、
嫁さんは何も言わずに窓の外をじっと眺めていました。
東名の事故渋滞にハマりながら、とても気まずい空気のなか家まで帰りました。