これから登山を趣味にしようとしているのですが、まずは山の怖さを知ることから始めたいと思い、遭難について少し調べてみました。
山での遭難の原因の1位は道迷いで、約40%を占めるそうです。
第2位は滑落・転倒が30%程度となり、それにつづいて病気・疲労が12〜13%程度を占めているそうです。
初心者の僕としては、人気があって登山者が沢山いるようなルート、5〜6時間で下山出来るようなルートを選びたいと考えてはいますが、時間や場所によっては周りに人が居ない状況も発生すると思います。
そんな時に、ルートから外れて道に迷う事もあるかと思います。
迷った事に気が付いたら、直ぐに来た道を引き返す、来た道が分からなければ稜線まで登るのが正解らしいのですが、疲労してる時などは登り返す気力が無く、「もう少し、もう少しだけ下ってみよう」となり、どんどんルートから外れて行くそうです。
疲労していると、判断力も鈍るそうです。やってはいけないと頭では分かっていても、何故かやってしまうといった事もあるそうです。
初心者の僕なりに、読んだり調べたりして対策を練ってみました。
・無理な登山計画を立てない。
時間、体力、気力に最後まで余裕を持てるような行程を考える。
・少しでも不安要素があれば中止する。
体調が悪かったり天候が崩れる予報が出てる時などは中止にしたり、途中であれば引き返す勇気を持つ。
・登頂出来なくても正午過ぎたら下山する。
・地図とコンパスの使い方を覚える。
少し調べたけど難しくて良く分かりませんでした。もう少し頑張ってみます。
・登山アプリを使う。
インストールはしました。これも使い方が良く分かりませんが勉強中です。無料で利用できる事は限られてるようで、会費を支払って会員になるか迷ってます。
GPSで自分の居る場所が分かるそうなので、コンパスを使えない僕には必須アイテムになりそうです。
一番大切なのは、やはり無理をしない事だと思いますが、実際に自分が直面した時に実行出来るか不安ではあります。
ワクワクしながら登山計画を立てて、行く日を決めたらその日に向かって体調を整えたりトレーニングしたりと準備をして、いざ当日になったら天気が崩れる予報が出てる時に、果たして中止に出来るでしょうか?
登山途中に具合が悪くなって、それがもう少し登れば山頂と言う場面で直ぐに引き返す事が出来るでしょうか?
他人に厳しく自分に甘く、人の言う事に耳を貸さず、何故か根拠のない自信を持ちがちで、「本当に人の話を聞かないよね」「その自信はドコから来るの?」と嫁さんに良く言われる僕には難しいとは思いますが、上に書いたことを守れるように頑張りたいと思います。
そう言えば、最近は嫁さんからあまり細かい事を言われなくなったので理由を聞いてみたら、「言っても無駄だから言わないだけ。言うだけ疲れるから」とおっしゃってました。