ハナカン回り… いまさらながらの作り方改革 ^^;

せっせとハナカン回りを作りました。

ハナカンも一体サカサも、使ったのを回収して再利用します　^^

逆バリから１８センチのところに墨を打っておきます。

現場でセットするとき、サカナの大きさに応じて中ハリスの長さを決める目安にしています。

ごくごく普通の「　片編み　」のハナカン回りです。　　２０数年間ずっとこのスタイルでやってきました。


しかあーし、ことし思い切って編みつけ方を変えてみました。


片編みつけに変りはないのですが…

編み込み糸に使っているＰＥにハナカンを結ぶ順序を変えました。


これまでは、中糸にＰＥを編み込んでからハナカンを結ぶ「　後むすび　」にしていましたが、ＰＥにハナカンを結んでから編み込む「　先むすび　」に変えました。　　　わたくしにとっては大きな変革です　^^;

おそらく片編みでも両編みでも、ほとんどのみなさんはこのように「　先むすび　」にしておられると思いますが、わたしが２０数年まえに兄に教わったのは「　後むすび　」でした。


その後かたくなに「　片編み　」「　後むすび　」を続けてまいりました。

上がハナカンを先に結んだもの。　　　中糸にヒゲが出ます。

下は中ハリスにＰＥを編み込んだ後にハナカンを結びつけたもの。　　　ヒゲはハナカンに隠れます。


去年、どうやら日本で自分だけが「　後むすび　」しているらしいことに気づいてからも、このヒゲがゴミみたいにうっとうしく思えて、ハナカンは後に結ぶようにしてまいりました。

しかし、わたしに「　後むすび　」を教えてくれた兄がいつの間にか編み方を変えていたのはさすがにショックでした。


そこで…　今回試しに「　先むすび　」でいくつか作ってみたところ…

ダンゼン早く作れて、ムダになる糸も少ないことを知りました。


とても作りやすいので、サクサク一気に作ってしまいました　^^;v

ひとつの袋に１０本づつ入っています。　　　一年分以上ありますね　^^;


「　なにをいまさら…　」と笑われるかもしれませんが…　　　おおきな問題がなければ、これからは「　先むすび　」にいたします。


野アユが掛かってハナカンが移動したときに、編み込みが固着することがあり、現場でハナカン回りの交換をすることがたまにありました。　　　経験ありません？　　　アレ、めんどくさいですよね　^^;
　
そんな問題もこれで解決すればよいのですが…　　　どうなんでしょうか…

過去の「　ひと工夫　」の記事はこちら

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