古座川はー まだまだ釣れるー さぶいけどー

木曜の朝、阪和道。





いつもどおり、紀ノ川で日の丸エビ天そば。


はらはらと粉のぶどう山椒を振り回します。　　　痺れるおいしさ。　　　たまりません。



ところで紀ノ川ＳＡにはいくつか魚拓が飾ってありますね。

前から気になってたんですけど、いちばん右の石鯛、「下野流」　のあの人のんとちがうかな？

ちがう？

さらに車は南下。　　　はじめての紀勢道。


トンネルの多い約４０キロですが、なによりタダっちゅうのがありがたい。


総務会長のおかげ…　　　　て思てる選挙民は多いやろな。

大阪から３時間半、たどり着いたのは串本の　「トルコ記念館」。　　　ずっと来たいと思てたトコです。


全面にトルコブルーのタイルが敷き詰められてます。　　　一枚ほしい…






エルトゥールル号は正面の平べったい岩にぶつかったんやと。


この日も風が強かったけれど、遭難したのは厳冬の夜。


冷たくて怖かったやろね。


わが身を顧みることなく、荒れ狂う漆黒の海原に身を投じ、異人の救出と介護に努めた串本の先人の熱いこころに胸打たれます。　　　日土友好の礎がここにあるのです。



おもわずいろいろ買ってしまいました。




旭日旗とトルコ国旗をあしらったステッカーにＴシャツにタオルとバッジ。


ホントの動機はちと不純。　　　こんどトルコ行った時に、飲み屋でこのＴシャツ着てたらモテるかと…


ン？　　　　トルコはイスラム？　　　酒飲まない？　　　ねぇちゃんいない？　　　そのへん、どうなってんの？




いろいろおのぼりさんして…



古座川とうちゃく。


古座川には数年前に取引先を開拓したんですが、もう少し商売のパイプを太くして、大手を振って竿を担いで仕事に来れるようにしようというのが、今回のコンタンです。　　　えへへ。

一枚岩。　　　ちいちゃいのがうじゃうじゃいました。


実はここで女性二人からナンパされました！　　　鮎の話やら近くの観光地の話したら、「いっしょに回りませんか」やて。


やりとりの詳細は省きますが、商談の時間が迫っていたので丁重に辞退させていただきました。


年齢的にストライクゾーンやったら仕事捨ててたかな…




しごとをしっかり済まして川を見て回りました。

潜水橋でもけっこうアユが確認できました。

一雨橋。　　　　千葉から来られていたようです。

このお方もおいででした。


下蔵土のつり橋のシモ。

「つれまっか～？」　　　て聞いたら、

手ぇ振りながら　「アカ～ン」　て言うてはったけど、見てる間に抜いたはったね。　　　頭さがります。


水はだいぶ冷たいはず。　　　　くれぐれもご自愛ください。

その少しカミにもひとり…　　　　　ん？　　　　かっぱ？



「おーい、かっぱく～ん」


「あれぇ、どーしたんですかー」


「仕事やしごとぉ！　　　まだ頑張ってんのかー？」


「釣れるんですも～ん　　きのう３０　　今日も今で２２　　さぶいですー」


風邪ひかんようにね。



時間があったので平井まで足を伸ばしました。

ここの組合長も鮎キチ。　　　数年前の解禁では大変お世話になりました。





この時期平井の里はゆずの収穫最盛期、いい香りが谷いっぱいにひろがります。



おとり屋の田上さんにも会えてひとことふたこと。


あと３００ほどで３０００匹なんやと…　　　　みんなそんな釣ってどーすんの？　　　　まぁがんばってください。




夜はぼたん荘で知り合いと合流、地元のおいしい料理と

「太平洋」でおいしく楽しく過ごしました。　　　尾崎酒造は本州最南端の酒蔵ですね。

大吟醸の　「古座川夜会」　はもう造ってないんやて…　　ちょっと残念。

ぼたん荘の若き料理長　深海さん。　　　　食を通じて古座川を盛り立てようと奮闘努力されておられます。

地元の害獣をジビエにしようと、自らサバキまで飛び込んで一所懸命。

研究熱心、ひたむきな姿に感動しました。

みなさんも古座川に行かれる時はひいきにして応援してあげてください。　　　お願いします。

当然これでは終わらず、部屋呑み～　　　これをやめなアカン。

しかし部屋にただで置いてある　「柚香ちゃん」　のおかげで二日酔い知らず。　　　うれしいね。



とても楽しい一日でした。

翌朝、温泉をいただいてしっかり腹ごしらえ。



大阪から２１０キロ３時間弱。　　　古座川は近くなりました。



知り合いも増えました。



来シーズンはいっぱい楽しみたいと思います。




みなさんもぜひお運びください。

鮎ネタでもない、どーでもええような話でスミマセン。
でも、もしよろしかったら、ぽちっとしといてくださいな。

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