台南旅行 ② ～ おやじのミッション ^^ ～

台南でわたくしがしたかったのは…

この写真を撮ることでした　^^


銅像の主は、台湾名「　湯徳章　」・日本名「　坂井徳章　」。

台湾人の人権と文化を守るため、「　外省人（中国人）・国民党　」に立ち上がった、台湾人の母と日本人の父をもつ台湾の英雄です。


「　私には大和魂の血が流れている…　　台湾人ばんざい　」　と主人公が日本語で叫んで斃れたのは戦後間もない１９４７年。

まさにこの場所で、湯徳章は国民党（中国人）のすさまじい暴力の前に雄々しく散っていきました。

台南市の中心に佇む、このちいさな公園は、のちに「　湯徳章記念公園　」と名付けられ、彼の遺徳は後世に永く伝えられることになりました。

その命日の３月１３日は台南市の　「正義と勇気の記念日」　となり、毎年盛大な慰霊祭が催されるとうかがいました。


このことは以前このブログでも触れました。　　そしてそのとき「　いつか台南に行って、偉大な先人の足跡をたどりたい　」と書きました。　　今回その夢がかないました　^^

銅像の前には、この日も「　日本酒　」と「　たばこ　」、そしてきれいな花束が供えられておりました。

わたくしも「　湯徳章　」のことを知るきっかけとなった「　門田隆将　」の著作を携えてまいりました。　　写真でわたくしが手にしているのがこの本です　^^


台湾では、灌漑事業に命を懸けた「　八田與一　」さんも尊敬されています。

彼らのように、海外で尊崇される「　日本人の誇り　」はほかにもいっぱいおられます。

しかし、おおくの日本人はそういうことを知らずにいるのではないでしょうか。


わたくしたちは、このような先達の遺業を風化させず、後世に伝える努力を怠ってはいけないと思います。


どうです？

たまにはええこといいまっしゃろ？　^^;

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