しまった… ^^;

永年「　内閣情報官　」をつとめ、谷内正太郎氏のあと「　国家安全保障局長　」に就任し、今年７月に退任した北村滋氏…

「　日本のＣＩＡ長官　」と呼ばれた北村氏が「　情報と国家-憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点　」という本を上梓されるとうかがい、わたくしかなり早い段階にＡｍａｚｏｎで予約しておりました　^^

５００ページを超えるということでしたので、キンドル版を購入いたしました。　　あんまり重いと寝っ転がりながら読めませんからね　^^;


ｉＰａｄに配信されると同時にむさぼるように読みました。

「　００７　」か「　スパイ大作戦　」みたいなはなしがうかがえるものと、ワクワクして読み進んだのですが…

ひとことでいうと、「　日本の情報法制に関する論文集　」みたいなものでした。


日本の情報法制の確立に至る背景と経緯をまとめた内容で、「　文献　」としては高い評価を受けるだろうと思いますが、「　読み物　」としては面白味に欠ける一冊でした　^^;


すでに「　レビュー　」がたくさん出ているので、これからはわたくしのように「　まちがった期待　」をもってこの本を買うひとはいないと思います　^^;


この本を読んであらためて痛感したのは、日本人の情報機関にたいして示す過敏なアレルギー反応の滑稽さと、経済安全保障のためにも厳罰をふくむ「　スパイ防止法　」のような法整備が先延ばしできない課題になっているということでした。


いまのままでは経済も国土も国体も日本人の誇りも守れないと思います。

ポイントを使ったので９３１円ですみました　^^;


「　これからはレビューをみてから買うようにしよう　」と、秋の夜長に枕をなみだで濡らしながらちいさなこころにちかうおやじでありました…　^^;


とほほのほ…　^^;

今日は昨日よりきっといい一日になります
明日は今日よりもっといい一日になります

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