秋の気配

九月に入って朝晩少しは涼しくなったものの
今だ暑さが収まらぬ天童でございます。
館内のグッズも秋模様に変わり
今月はお月見がテーマです。
お月見には薄が欠かせません
そこで私は毎日のように近くの山に
出かけ薄や山野草の採取にせっせと
通っております。お陰で至る所薄だらけです

さて八月中夕方になると「カナカナ～」と
鳴いていた日暮蝉に代わり
九月からは鈴虫が登場しております
縮緬の茄子の上で「り～ん・り～ん」
と一生懸命ないてくれます
ちらっと見には本物に見える優れものなのです
本物は毎日胡瓜やリンゴなどを
切り刻んで与えなければいけないし
霧吹きも欠かせないし大変です
そして何より耐えられないのが、最後は雄が雌に食べられてしまう事です。卵を産む為のカルシュウム補給のためだときいたけれど、自然の摂理とは言え悲しい結末なのです
その点電池の鈴虫はスイッチＯＮで手間いらず、綺麗にしまって又来年使用できます
　

瓢箪？

暑さと藪蚊が凄くて花畑に行くことが出来ずにおりました。
この所夕暮れ時になると涼風が吹くようになったので
蚊に食われるのを覚悟で行ってみたら、草が凄い事になっておりました。
草の合間から何やら大きな実を発見！
過去ログにも登場した一郎君に聞いたところかぼちゃを
植えたつもりが瓢箪が出てきたとおしゃる！
この実くびれないし・・・ゆうがおか冬瓜だと思うのだけど
チョット持ってみたら結構な重さでした。

鷺草

初夏にお客様より頂いた「鷺草」綺麗に咲いてくれました
本当に白い鷺が大空に羽ばたいているようでしょ！
自然の成せる技って・・・不思議になります
前島様何時もありがとうございます。頂いた３鉢共全部咲いたのですが
２鉢は花が終わってしまいました。
さて８月に入ってから殆んど雨が降らなかった天童
今日は朝からしとしとと静かな降り様です
こんな雨を農家の方は待っていたとのこと
ゲリラ雨や夕立ちなどは土の中まで
沁み込まないのだそうです。
私の自慢の蒼苔達もうれしそうです　　

天童夏まつり・神輿の競演

今年も例年通り行われた天童夏まつり猛暑の中
熱中症など心配されましたが無事に終了いたしました。
今回の特徴としてやはりプラカードなどは頑張ろうとか
絆とか復興という言葉がとても多かったです

上の写真チョット分かりずらいですが石巻を長期に渡り
復興支援をしている方々です
瓦礫で作った神輿、津波で流された大漁旗で手ずくりした半天
心を１つにした見事な足並み・・・感動しました
一日も早い復興を心より願うばかりです
さて次の写真はＪ１の「やまがたモンテディオ」の選手諸君が神輿の合間に挨拶に来てくれました
沿道に造られた私が座っている仮設審査員席から市民の皆様に呼び掛けている所です
ホームグランドが天童市に在るため何かと縁があります（参考までに隣の白いシャツ姿のお方は天童市長です）
現時点でJ!に残れるか！ん～かなり厳しい状況ですが決して諦めることなく最後まで戦って欲しいものです
この後イケメン選手達あづま荘のお風呂で汗を流して帰られました

ぷーまこの頃

豪雨の被害大変なことになっていますね、新潟の被害状況をみているとニュースに出てくる市町村名が呉服でお馴染の産地で心配です
十日町紬・小千谷縮・塩沢紬・五泉帯・越後上布などなど如何してこんなに自然災害が続くのでしょうか

さてさて我が家のお猫様は平和そのものですテレビのニュースに釘ずけの私の周りで思い思いに寝てしまいます

先日ぷーま脱走事件があり逮捕するのに約一時間掛りました。ぷーちゃんが網戸の開け方を覚えてしまったのです。人間と暮らしていると日々学習するらしくこの前まではテッシュペーパーを箱から取り出す作業に凝って、朝起きたら床一面テッシュだらけ何て事がありました。結構見てるんですよ私の行動は特にですね
夜お肌のお手入れを始めると三匹共ぴったりマーク女の子だからね！化粧水の匂いを嗅いだり蓋にチョイチョイしたり、そのうち鏡の前でパタパタ始める勢いなのですよ

なでしこジャパン

いまだに感動忘れやらぬなでしこ達の活躍
本当に素晴らしかったですね！
なでしこジャパンの名は「大和なでしこ」
からきているようで上の写真の「河原撫子」をさすようです。
毎年手に取るたびにその可愛さや凛とした立ち姿に
思わず微笑んでしまう大好きな野草の１つです。

この場面を見る度胸が熱くなります
なでしこジャパンの監督は山形県の尾花沢出身なんですよ
尾花沢の有志が集まり大型画面で観戦する様子が地元テレビのニュース
に出ておりました。試合直後に監督から電話が入り
「尾花沢の漬物をつまみに地酒で乾杯したい」と言ってたそうです
先日本屋に行ったら日本沈没の本がずら～と並んでおりました
こんな時になんでこんな本を多数出すんだ！と怒鳴りたかった
大地震から始まり、放射能や各地での地震が相次ぎそして
今回の大型台風と天変地異が続く中この先が不安になる毎日
今回の彼女達の快挙は特別嬉しいものでした
決してあきらめない気持ちが勝利に繋がったとインタビューで言ってたけれど
今の日本に一番必要な言葉かもしれません

こだわりの野草

ＮＨＫ大河ドラマの「江」先々週利休が切腹してしまいました。信長・秀吉のドラマのなかでは決して外せない人物ですよね
そんな利休の言葉「利休七則」の中に「花は野にあるように」というのがあります。茶花には花種を奇数で生ける以外に決まり事がないのです
より自然に楚々とした姿が感動に繋がると私は考えております。

お正花も少々習ったのですが心を癒してくれるのは野に咲く可憐な花々達でしょう。そんな事からあづま荘のお花は４月から初雪の頃まで全て野草で私が生けております。花提供者は社員も時々持参してくれますが殆んど私の実の母です。命がけで育てています。旅館の為ではありません。いい花が届くと私が喜ぶからです。本当に感謝しているのですが素直に有難うが言えない幾つになっても母の前では子供の私なのです。

麗しの紅姫

今年も紅花咲き始めました。春に商工会議所女性会で種蒔きから手がけたこの事業
今年は天童市で開催予定だった商工会議所女性会東北大会で大いに活躍するはずでした
恐怖のあの地震で青森・岩手・宮城・福島の四県が被災地の為延期にするしか手立て
はありませんでした。本来は明日の八日に開催するはずだったのです
紅花をテーマに会場内を紅花で埋め尽くす予定でした
去年日にちを決定する時はこんな事態を誰が予想できたでしょうか
さて先日もご紹介した紅花石鹸どうにか販売にこぎ着けそうです名は「紅姫」と命名しました
私は一ヵ月前から使っているのですが、マジでいい物が出来たと使う度に実感しております。洗い上がりの突っ張り感が全くないのです
販売方法や値段は検討中・・・決定しましたら又お知らせいたしますね

第２３回くちびる美人コンテスト

今年も６月１日から始まったくちびる美人コンテスト
平成元年からスタートし２３回目を迎えました。
今年のタイトルは「百年分のキスください」
天童温泉開湯百周年に引っ掛けました

「眉刷毛を俤にして紅の花・行末は誰が肌ふれむ紅の花」俳聖芭蕉が
この天童で詠んだ２句でございます
当時天童周辺の最上紅花は高品質で大変重宝され
金一升に紅花一升で取引されたそうです。
染料や女性の口紅として人々の暮らしに彩りを添えてきた紅花
この句からヒントを得て考えられたのがこのコンテスト
老若男女何方でも遊び心で気楽に参加できます

自分の唇に口紅を指し所定の用紙にキスマークを付けるだけでＯＫ
最近の傾向として男性の応募が増えているのが気になる所です

まいちゃん御開帳

可愛いまいちゃんの決めポーズ、カメラ目線をくれました
姉妹のぷーちゃんと比べると一回り小さく痩せているのです
発情期も来ないしと心配しておりました。
滅多な事で声をださない無口なまいちゃん
先日無事に手術を終えました
精密検査もお願いしたのですが結果は
健康状態良好との事「痩せてるのは体質でしょう」
との獣医さんの見解でした。
術後経過も順調で、この所食欲もあるようです
丸々太ってくれます様に