天童温泉松伯亭あづま荘女将四季日記

天童温泉松伯亭あづま荘の女将が四季折々の出来事や感じた事を綴る日記

幸多かれ

2010-02-17 22:33:12 | 日記
 杜の都仙台の次の日は花の都東京でした。長年ご家族で御贔屓くださるお客様のお嬢様の結婚式にご招待を頂いたのです。会場は一度は行ってみたかった日本橋に在るマンダリンオリエンタル東京。ここは五星以上というだけあって中々でしたよ。式の間何回かお化粧室に行ったのですが入る度にごみ箱にごみが無いのです。何処かで見ているのかしらと辺りを見回したぐらい。

新郎新婦入場に続き御媒酌人様の挨拶があったのですが「取り立てて言うことでも無いのですが新婦は十年前に1度結婚しております。俗に言うバツ一です。」という言葉から始まっちゃったのにはもう驚き!そりゃ半分以上の方々が前回と同じ招待者だとしても・・・・・私も前の結婚式を知っている一人です。そしてこの10年の花嫁の悲しみ、それを見守るご両親の苦しみを知っているだけに今度こそ幸せになってもらいたいと強く思いました。
新郎はお見合いの席で新婦に一目惚れ「こんな綺麗な方に僕でいいのでしょか?」とても純朴で誠実な青年。この素直な言葉に彼女は惹かれ自分に自信を持ったのかも今日の新婦は晴々として輝くように美しく、そして初々しくもありました。「綺麗よ、とても綺麗よ!」と応援の意味も込めて何回も叫ばずにはいられませんでした。  
さて写真の新郎様お仕事柄特別なヘヤースタイルです。ご出席の方々も同じ方が随分おられました。誤解を招くといけませんので一言仏教界の方ですよ。マンダリンのフルコースも良かったけれどシャンパン飲み放題で(勝手に私だけ)超リッチでご機嫌なひと時でした♪