九月も十日を過ぎた頃から
めっきり涼しくなってきた
みちのく山形です。
春の雨はひと雨ごとに暖かくなり
秋の雨は寒さを増していきます
西日本ではまだまだ猛暑が続いて
いるようですが、このところ雨が多い天童です。
今夏は日本列島を熱中症が
駆け巡り連日テレビ・新聞に
取り上げられ今までにない風潮でした。
あまりの暑さに暖かいお茶なんて
飲む気にもなれず、お風呂上がりの
冷たいビールが今年ほど美味しく
感じられた事がありません。
さて秋は茶の湯の季節、
涼風が吹くとやっぱり恋しくなります
そんな時タイミング良く茶友からお誘いの電話
「久しぶりに一服いかが~」
茶席は秋模様
掛け軸はすすき野に満々と照る十五夜
お花はもみじ葵、もみじの葉っぱは
赤ちゃんの手みたいだけど
こちらは細くて長い女性の手を連想させます。
ひとしきりお喋りして気が付いた時には
お花がしぼんでいました
一日花だから当たり前なんだけど
今しがたまで凛とした立ち姿で
茶席を賑わしていたのに・・・
この儚さを多くの茶人達が
愛してきたのでしょう
帰り道田んぼは小金色に実り確実な時の流れを感じます
早めの稲刈発令が出されたと聞きました
暑さが続くと乾燥しすぎて味が落ちるのだとか
米にして見ないと現時点では豊作か否か見当がつかないとの事でした
知事がトップセールスで命をかけてきたと言っても過言ではない新種米今季から一般に出回ります。
このつや姫の出来が気になるところです♪
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