歌集「春雷」

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

feu de joie

2024-11-20 22:35:18 | Ich-Roman
雪嶺に月通る永夜(ながよ)焚火してふる里語る吾が母なれば
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partagē…

2024-11-15 22:35:52 | Ich-Roman
人の世のかなしみを止(さ)せ 花冴ゆるかかるやさしき大地ゆくとき
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ville natale…

2024-11-10 22:43:32 | Ich-Roman
秋さかん駆け抜けるほど小(ち)さき里吾もて断てり家族(うから)の約束
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tamayura…

2024-11-05 17:14:03 | Ich-Roman
人誑(たら)しわたしの背中(せな)のかなしみをどこに隠して四十路のたまゆら
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clair…

2024-10-30 18:02:22 | Ich-Roman
父母(ちちはは)を呼ぶ犬の仔の親となる声澱みなしクレアと名付く
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dos à dos… 

2024-10-24 19:37:14 | Ich-Roman
農の手を止めれば田地の風寒し稜線深く曉夕(ぎょうせき)おほふ
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lueur du matin…

2024-10-20 16:25:00 | Ich-Roman
四季周(めぐ)る花つながりて幼な児の十指に触るる朝のかがやき
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kaki…

2024-10-13 18:00:19 | Ich-Roman
熟柿野に垂れる朝(あした)はふるさとの真澄の空にこころ遊ばす
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osmanthe…

2024-10-08 17:45:22 | Ich-Roman
秋孤(ひと)り不安に耐へる庭苑(にわその)に金木犀の花膨らみぬ
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libellule…

2024-10-08 17:31:56 | Ich-Roman
未来へと蜻蛉(あきつ)は行きぬ花色のひかりやさしき淡海の岸辺
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