政府が専門家会議の議事録を作成したくない理由
いろいろな会議において議事録を作成するということは、目的を達成するためには、重要なこと。書かないよりは書いたほうが 絶対プラスになる。普通に組織で仕事をしている人は誰でもそう思っているはずだ。そして会議を主催したら誰だって、議事録を作成したいと思うはずだ。議事録を作成してなかったら、「何をやってんだこの議長は!」と思われる。皆で話し合った経緯を残すことは、だれにとっても有意義なことだ。唯一議事録を残したくないと思う人がいるとすれば、証拠が残ってほしくない人達だろう。
議事録を作成しないということを政府が言っている時点で、それには裏に良からぬ意図があるのは明白だと思う。そう疑われてもしょうがないであろう。
森友問題や桜を見る会で、政府が議事録がないと言いながら後から出てきて問題になったことも記憶にあたらしい。これによって政府は、野党から厳しい追及を受け、窮地に追い込まれた。そして財務省幹部を首にせざるを得なかった。これを繰り返したくないという感覚なのだろう。
なるべく議事録は残さないほうが得だと考えているのだろう。
コロナ対策専門家会議で議事録を作成することは、会議のメンバーである専門家のだれにとっても問題があるとは思えない。自由な発言ができなくなるとは到底思えない。菅官房長官が「議事録を作成しないことを最初に了承いただいた。」ということをサラりといったが、ということは議事録を作成しないことを最初に意図したのは政府側だということだろう。そこに働いた意図は、議事録を作成しないことを日常化させて、議事録がないのは自然なことのように国民に思わせる狙いがあったのだと思う。
そうすれば今後開催される専門家会議などで、「自分たちに都合の良い決定をしやすくなる」「後で自分たちに都合の悪い証拠が出て来ないで済む」という意図があるのだろうと思う。過去の例では、種子法の廃止の決定、食品添加物の表示の緩和の決定等、誰が提案してだれが賛成したか国民の前には明らかにされない。
今後もこういうことが増えていくことは容易に想像される。
こそこそやる政治、正々堂々と議論しない政治、専門家会議という国会とは別のところで提案決定されていくプロセスを作り出している。こういう政治は、決して日本のためにはならないと思う。この国の政治家たちは、本当に国民の代表にふさわしいい人物なのだろうか、国民のことを第一に考えているのだろうかといつも疑問に思っています。
いろいろな会議において議事録を作成するということは、目的を達成するためには、重要なこと。書かないよりは書いたほうが 絶対プラスになる。普通に組織で仕事をしている人は誰でもそう思っているはずだ。そして会議を主催したら誰だって、議事録を作成したいと思うはずだ。議事録を作成してなかったら、「何をやってんだこの議長は!」と思われる。皆で話し合った経緯を残すことは、だれにとっても有意義なことだ。唯一議事録を残したくないと思う人がいるとすれば、証拠が残ってほしくない人達だろう。
議事録を作成しないということを政府が言っている時点で、それには裏に良からぬ意図があるのは明白だと思う。そう疑われてもしょうがないであろう。
森友問題や桜を見る会で、政府が議事録がないと言いながら後から出てきて問題になったことも記憶にあたらしい。これによって政府は、野党から厳しい追及を受け、窮地に追い込まれた。そして財務省幹部を首にせざるを得なかった。これを繰り返したくないという感覚なのだろう。
なるべく議事録は残さないほうが得だと考えているのだろう。
コロナ対策専門家会議で議事録を作成することは、会議のメンバーである専門家のだれにとっても問題があるとは思えない。自由な発言ができなくなるとは到底思えない。菅官房長官が「議事録を作成しないことを最初に了承いただいた。」ということをサラりといったが、ということは議事録を作成しないことを最初に意図したのは政府側だということだろう。そこに働いた意図は、議事録を作成しないことを日常化させて、議事録がないのは自然なことのように国民に思わせる狙いがあったのだと思う。
そうすれば今後開催される専門家会議などで、「自分たちに都合の良い決定をしやすくなる」「後で自分たちに都合の悪い証拠が出て来ないで済む」という意図があるのだろうと思う。過去の例では、種子法の廃止の決定、食品添加物の表示の緩和の決定等、誰が提案してだれが賛成したか国民の前には明らかにされない。
今後もこういうことが増えていくことは容易に想像される。
こそこそやる政治、正々堂々と議論しない政治、専門家会議という国会とは別のところで提案決定されていくプロセスを作り出している。こういう政治は、決して日本のためにはならないと思う。この国の政治家たちは、本当に国民の代表にふさわしいい人物なのだろうか、国民のことを第一に考えているのだろうかといつも疑問に思っています。