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新幹線とリニアの世界への売り込み

2010-09-20 14:00:32 | 日記
新幹線とリニアの世界への売り込み

シュワルツネッガーカリフォルニア知事が新幹線視察のため日本に来たが、近年アメリカを始め、高速鉄道の建設計画が各国で活発になっている。
もともと新幹線は日本が培ってきた技術なのに、ようやく世界でニーズが出てきたと思ったら他の国も対等に競り合ってきている。
すでに各国との競争の中に埋没している感がある。
中国などは日本、ドイツから新幹線とその技術を導入して、自国の高速鉄道を整備したのだが、
あっという間に、その技術をコピペ*して、アメリカや東南アジアに売り込もうとしている。このスピードと逞しい商魂は見上げたものだ。
TGVだって日本よりも高速化することによって、技術力をアピールしている。TGVのほうが日本の新幹線より速いというアピールは分かり易い。
日本は技術力は高いが、ビジネス的観点で見れば今はもう他国との優位性が無い。

これを反省するとすれば次はどうするのか?
リニアモーターカーを世界に売っていく為にきちんと戦略を立てること。
これも日本の技術は確立しているのに、建設費がかかる、日本に大きなニーズが無いというだけで、ただ温存しているだけ。
このままでは新幹線と同じように、他の国が開発して日本の技術レベルまで追い付いて来るのをただ待っているだけなのだろうか。
そして、将来世界においてリニアのニーズが高まった時に、またあわてて考え始めるのだろうか。
そして他国との競争の中で再び埋没しながらリニアのビジネスを展開することになるのだろうか?
これでは、おめでたいかぎりではないか。
早く、営業実績を積んで、日本が優位なうちに売り込んでいくことを考える必要がある。
これも政治のリーダーシップの問題と思う。

*コピペ=コピー&ペースト

神はエネルギー供給の役割を中東の地に与えた

2010-09-12 18:07:32 | 日記
神は地上におけるエネルギー供給の役割を中東の地に与えた。
以来その地域の国々は一大石油産出国になった。そしてその資源で、大きな富を築いた。
しかし石油は、いずれ枯渇する、しかし、神が中東にエネルギー供給の役割を与えた以上、それは未来永劫変わらない。
そこは、大砂漠地帯、日本や他の国とは違い太陽は常に安定して降り注いでいる。太陽エネルギー資源大国になろうとしている。太陽エネルギーは枯渇しようがない。
中東に振りそそぐエネルギーは、わずか数時間で、全世界の一年分のエネルギーをまかなえる量という。
彼らのエネルギー供給の役割は永遠に変わらない。

神はまた地下資源供給の役割を各国に与えた、その中でレアアースは中国に与えた。
現在世界産出量の90%以上は中国から供給されているという。レアアースは長い目で見れは、一時的なものかも知れない。
中国経済発展の最大の武器(??)となる。これを有効に生かすことによって中国は、大きな経済発展をする。

日本は何を与えられているのだろうか、豊かな自然と勤勉さか?
その物作りの伝統か?

太陽エネルギーにしろ、レアアースにしろ、重要な製品に仕上げているのは、日本の技術ではないか?
日本が技術開発したからこそ、中東は、太陽エネルギー供給資源国であり続けられるし、
日本が、強力な磁石を開発し量産できるようにしたから、中国は、レアアース資源国の恩恵にあずかれるのではないか。
それは日本が世界各地に富をもたらしているといえなくもない。資源を活用できるようにしている。(手前味噌過ぎるかも知れないが。)
各地域にバランスよく富がいきわたれば、世界平和の礎を担っているといえる。
日本は世界の中でそういう役割を先頭を切って担ってきたのだと思う。
そういう役割というのは、日本が技術で世界の各地を豊かにしている、ということ。
高効率の太陽電池が開発されなかったならば、中東は、石油の枯渇をもって、貧国となっていくしかなかったかも知れない。
天然資源を活用できる道が開けてこそ、それぞれの地域、国での経済発展のトリガーとなっていくのかも
しれない。

日本の世界での役割は、各地域の資源を使った技術で物を作り技術開発して、要するに技術力で世界の人々を豊かにする
物質文明を作って世界を恒久平和にすること。

だから資源小国で暮らす日本人は勤勉に働くしかない。世界に貢献するために。
それが日本に与えられた役割でないだろうか?日本に物作りの伝統があるのは、そのためではないか?
そこに日本人の生きがいを見出せば、日本人は豊かに暮らせることになるのではないか?

政治家は、
安心して暮らせる社会を目指すというけれど、具体的には何だろうか?。
お金をバラまけば、安心して暮らせるのか。
お金を回すだけのことではないか、安心だけではビジョンでもなんでもない。
日本の役割と日本人の生きがいをマッチさせた政策ビジョンが必要だと思う。

最先端の研究をする研究者とか、経済力もそのひとつだろう。スポーツ選手が前人未踏の記録に挑戦する。それを見ている日本人は喜び感動し
日本人の一員であることの誇りを持つ。”はやぶさ”の例を見てもこれだけの関心があり国に誇りを持てる。

政治家も生きがいがあるだろう。権力闘争に生きがいを求めている政治家がたくさんいらっしゃるではないか?
政治家は、老後を暮らすお金は十分あるはずだから、政治家をやめて、食うには困らないはずだ。それだけの安心で満足できるだろうか?
安心して暮らせるだけでは、十分ではない。生きがいを持つためのそこにビジョンが必要なんだと思う。
日本の役割と連動した生きがいを持って暮らせる社会が、安心して暮らせる社会、誇りを持って暮らせる社会ということになるのではないか。

中国のレアアース戦略

2010-09-12 17:11:41 | 日記
中国のレアアース戦略
中国のレアアース戦略、中国自身の国益を考えるなら見事な戦略ではないかと思う。
初期の段階で低価格戦略で採算のあわない他国の鉱山を閉山に追い込み、市場独占して値上げ、それを武器に国益を追求する。
現在中国は、レアアースで世界の90%以上の市場Shareを占めているという。
それは中国の世界戦略を進める為の強力な武器に他ならない。
(華僑の遺伝子が持っている商売のうまさに通じると思う。)

日本はどうするのか?
中国はこんなにも長期長期戦略的に考えてしたたかにやっているのに、日本はどうか。政治家は小山の小競り合い権力闘争
を続けている。
日本の政治家はもっと日本のことを考えなければならないし、世界に貢献するという観点で国を導くのが日本の政治家の本来の役目のはず
と考えている。
自分のこと自分の政党のことしか考えない、権力闘争に明け暮れて、日本のVision も示せない。世界のことも考えられない。
したがって戦略もない。

日本にはすばらしい先端技術がありそれで経済大国になれた。決して商売が他国に比べてうまかったわけではないと思う。
これからも技術力で生きていくしかないのだから技術力を高めるしかない。
日本にはもの作りのすばらしい伝統があり、それを活かしていくことが日本の役割ではないか?
研究開発には多少無理しても投資をしなければならない。きっちりと人材を育て上げる必要がある。”2番じゃだめか”なんていってたらだめだと思う。
有難いことに物作りで世界一になれる土壌が備わっていると思う。
そこにこそ投資しなければ、日本の将来はない。世界の中の日本の役割を認識すべきだと思う。
国や政治家にはVISIONと具体的な中長期戦略をきちんと立ててほしい。
国は民間のもの作り、巧みの業、研究技術開発、を支援しないといけない。そういうものを大切にする土壌を育てないといけない。
社会保障も大事なんだけど、それは日本の役割を認識した上で後からついてくるものだと思う。
日本の役割を認識して、もの作りで世界をリードして、世界を豊かにすると同時に、日本も豊かになって、それでついてくるものだと思う。
言い換えれば、稼がないと社会保障なんてできない。稼ぐためには、得意分野を認識して活かす必要がある。
しかも、世界全体のことを考えないと世界はついて来てくれない。

後は
レアアースはレアなことに違いないのだから、長期的戦略にたって、レアアースを使わなくてもすむような研究や、
リサイクル技術を確立するとか、国が一丸となって、取り組むべきと思う。