想定される中国尖閣諸島奪取計画

中国尖閣諸島奪取計画の推測
先日TV番組で知ったのだが、中国は東シナ海で操業する中国漁船に対して、中国版衛星測位システム”北斗”を搭載した機器を配り、操業状況を管理できるようにしているという報道があった。数十か数百隻か忘れたが、たしか数十ではなくかなりの数だったと思う。
このシステムは、今どの漁船がどこにいるか当局の海図上に表示できて、当局との相互通信が可能とのこと。しかも一隻あたり日本円で約100万円の補助をしているという。
中国は東シナ海付近で操業する数百隻の民間の漁船を意のままにコントロールできる手段を持っているのだ。中国がこのシステムを尖閣諸島奪取目的に利用しようとしていることは容易に想定できる。

例えば、今年2012年8月の尖閣上陸のようなことが起これば、数百隻をコントロールして、日本による取り締まりを妨害することができることを意味する。100万円の補助をもらっていれば、間違いなくほとんどの中国漁船は当局の指示に従うだろう。このシステムを利用すれば尖閣上陸も難なく実行できるだろう。中国は着々と尖閣奪取の手を打って来ている。日本はこれに対する想定はできているのだろうか？

日本はその時の対応について、準備はできているのだろうか？

平和的に解決する努力をするにしても、守るべき時に守れる体制を作っておかなければ、一旦ことが起きればあっという間に日本の領土は占領されるのが落ちだろう。

もっと具体的な政策根拠を示してほしい政治討論

具体的な根拠が見えない政治討論
TVの政治討論を聞いていると、まあ、人の意見には耳を傾けず好き勝手なことを言っているようにしか見えない。（これだけ多くの政党が、TVに一堂に会せばそうなってしまうのか？）例えば原発問題。政治家は原発に対して、「即時停止」「10年で停止」、「20年で停止」などと言っているが、ただその根拠や裏付、が全く分からない。具体的に「どうやって」、それを実現するのか？「なぜそれが実現できるのか」？それを実行するうえでの問題点に対して「どう対処するのか」「どう克服するのか」「どうしてそれが克服できるのか」全く理由を論理的に示していない。社会保険制度改革については本当にわからない。抽象的な言葉をいくら並べたって説明していることにはならない。おおざっぱな言葉をいくら並べ立てたてても、全く根拠がない。政策の実現性の具体的根拠を示さないのは、政治家の勉強不足で、自分で情報を咀嚼できずに国民に説明できないのだろうか。あるいは省庁の情報を取得できないからだろうか？口では説明が複雑だからか？もっと真剣さがほしい。
また各政党は具体的なアクションプランと理由を文書で残すべきだろろうと思う。ただ具体的なアクションプランを描くということは、それは実行しなければならなくなる。できなかったときに批判にさらされるのを警戒するからだろうか？それが実行できるかどうか自信がないのだろうか。根拠がないのだから当たり前だろう。自分の主張もきちんと説明していないのに、人の批判ばかりしている。それは政治家が自分が当選したいだけではないか？確かに、自分が当選する為であれば、スローガンを連呼しているだけでいいのかもしれない。『こっちの水は甘いぞ、あっちの水は苦いぞ。』それだけの言動にしか聞こえない。そして批判合戦をしている。批判するにしても論理的に具体的に問題点を出してほしい。自分できちんと根拠を示して納得させられないから、相手を貶めて自分の有利に導こうとしているだけでないか？そんな政治家にだれが投票できるだろうか？選挙がただのパフォーマンス合戦にしかならないのなら、早く政治制度を変えるべきだろう。とにかく利益誘導政治、支持母体を優遇するような政治は絶対やめてほしい。