その時の準備の一例を考えてみたい。(あくまで関係悪化した場合の想定。平和的解決の模索ももちろん必要だろう。)
1)領海侵犯
中国は頻繁に尖閣の周りを航行して、日本が尖閣を守っているのか中国が守っているのか、はたから見て区別できないようにしてきている。どちらに主権があるか分からない状況を作り出している。今現在は、接続水域への侵入の方が多いが、領海侵犯が多くなればさらにその状況は進む。中国はそれを狙っているだろう。昨日やってることと今日やってることに区別がつかないようにじわじわと間合いを詰めてきている。実にうまいやり方だと思う。今後、日本が衰えどんどん小国化していき、中国が世界一の大国になれば、尖閣はあっという間に中国のものになるだろうことは、想像に難くない。どこかで、次のステップに進まなければならないだろう。
2)最終的には島へ上陸し常駐するしかないだろう。
中国が尖閣の領有を主張し続ける限りは、人を島へ常駐させておくしかないだろう。それ以外にあるだろうか?島を無人島にして置く限り、日本が何か施設を作ったとしても、中国艦船と日本艦船が尖閣の周りを航行する状況が変わるとは思えない。うまく機会をとらえて上陸するしかない。中国が領海侵犯したとき、軍艦で侵犯したとき、そういう機会をとらえて即人を上陸させる。逆に中国は上陸の機会を窺っていることだろう。日本がうまく人の常駐をできたとしても、中国の領有の主張は何十年にわたって続くだろうことは覚悟しなければならないだろう。
3)全島に一挙に上陸しなければならない。
日本が尖閣諸島の一部の島のみに上陸した場合、中国は必ずや、残された他の島を占領するだろう。そうなると、一部は中国が占拠、一部は日本が支配という形になって、こう着状態になり未来永劫火種となるだろう。逆に中国が先に上陸した場合、日本はすぐに排除するとともに、他の島をすぐ並行して上陸占有しなければならない。占有常駐するためには、ロジスティクスが重要だ。台風にも備えなければならない。台風が来たから一時避難しますでは、やめたほうがよい、尖閣は中国に引き渡したほうが得策だろう。逆に中国が占有したならば、補給を阻止できるような何かを考えださなければならない。
4)もし中国民間人が再び大挙して上陸を目指してきたならば。
迎える日本側上陸部隊は、中国人部隊を圧倒的に上回らなければならない。そうでないと上陸されてからでは、排除はむずかしいだろう。以前、100人の民間人が大挙して尖閣上陸を目指すというニュースも流れたことが有ったと思う。また中国企業が尖閣上陸に資金面で支援する話しが取りざたされている。中国民間人が大船団で押し寄せたら日本は対応できるのだろうか?中国が百人で来るなら、日本は千人程度の警官で迎える想定は必要と思う。日本は1日で上陸できるような迅速な対応準備が必要であろう。想定外は許されない。
5)軍事衝突
軍事衝突は、決して起こしてはならない。しかし中国はそうは思わないだろう。軍事衝突もやむなしと思うだろう。かつての日本がそうであったように、中国の一党独裁体制では自制は利かないだろう。(世界の経済情勢の悪化もこれを後押しするだろう)軍事衝突になれば、日本は絶対負けるだろう。先進国では、軍事費や核を縮小しているのに、いまどきの中国は急激に軍備を拡張している。もはや帝国主義時代に戻っている感が否めない、。しかしそれが世界情勢の現実だろう。
6)軍事衝突はしてはならないが、軍事衝突の想定は必要だろう。もし中国が武力行使に出てきた場合中国の武力行使を早く止めるためには、状況を、大量の映像を駆使して世界に知らしめ理解してもらうことだと思う。武器の代わりにカメラを持って戦うべきである。中国が武器を使用してきたとしても不用意な反撃は意味がない。ただし逃げてもいけないだろう。(逃げるぐらいなら尖閣は初めから中国に渡したほうがよい。)世界に日本の正当性を理解してもらえるような対応でなくてはならない。肉を切られても実をとることを唯一の目標にしなければならない。日本は艦船を盾として一歩も引くべきではない。上陸も必要だろう。守るべきの最優先は領土、次に人命、次に艦船だろう。そして尖閣諸島防衛が世界のだれが見ても正当なものと映るようアピールする必要がある。そのためには大量(百台規模のカメラ、望遠、広角、赤外線etc)の証拠ビデオが必要であり、ハイテクを駆使する必要があるだろう。撮影専門の部隊も必要と思う。小競り合いに勝つことが目的ではなく、尖閣を守ることを目的とすべきだろう。小競り合いで勝っても次のステップの口実を与えるだけでになってしまう。また小競り合いは世界にとってどちらが正当かの判断はできない。なすべき戦いは世界の世論を勝ち取ることにある。軍事的に戦って勝つことではない。この覚悟がないのなら、さっさと尖閣は中国に渡すべきだろう。
7)日本企業のリスク
もし日本が尖閣諸島へ人を常駐させることができたとしても、中国国内においては日本たたきの暴動があらゆるきっかけを捕らえて立て続けに起きるだろう。しかも、中国の尖閣領有への主張は何十年にわたって続くだろう。これは日本の中国進出企業にとって長期にわたる重大なリスクであり、日本企業は覚悟すべきだろう。暴動による被害予想と巨大市場から上がる利益予想の差し引きをして、どうするか決めなければならない事態だろう。それでも利益があるなら残ればよい。踏まれても踏まれても生えてくる麦のように。でなければ早く他国アセアン諸国、インドに力を向けるべきだろう。尖閣で軍事衝突するより、中国国内で日本たたきの暴動が起きたほうが、日本にとってはましだという考え方もあるかもしれない。そのためにもアセアン諸国やインドにビジネスを展開したほうがよいと思う。
8)日本は、あらゆる機会をとらえて中国の社会の成熟を促す必要がある。不満があればすぐ大暴動が起きるような社会であったり、目的のためには、手段を選ばず、何でもかんでもごちゃ混ぜな圧力をかけてくるようでは、理性のある成熟した国とは言い難い。中国が世界一の大国になったときは中国の考えが世界のルールとなるだろう。中国が大国としての責任を理解しないまま世界一の大国になったならば、小国は中国に諂い、先進国は、追いやられるだろう。中国には早く成熟した国になってもらい、世界平和の責任を果たす国へ変わってもらうよう世界の先進国は努力しなければならないと思う。アジア地域の文化レベルをあげることも必要だろう。それによっても中国も含めたアジア地域全体の成熟も早まるだろうと思う。
1)領海侵犯
中国は頻繁に尖閣の周りを航行して、日本が尖閣を守っているのか中国が守っているのか、はたから見て区別できないようにしてきている。どちらに主権があるか分からない状況を作り出している。今現在は、接続水域への侵入の方が多いが、領海侵犯が多くなればさらにその状況は進む。中国はそれを狙っているだろう。昨日やってることと今日やってることに区別がつかないようにじわじわと間合いを詰めてきている。実にうまいやり方だと思う。今後、日本が衰えどんどん小国化していき、中国が世界一の大国になれば、尖閣はあっという間に中国のものになるだろうことは、想像に難くない。どこかで、次のステップに進まなければならないだろう。
2)最終的には島へ上陸し常駐するしかないだろう。
中国が尖閣の領有を主張し続ける限りは、人を島へ常駐させておくしかないだろう。それ以外にあるだろうか?島を無人島にして置く限り、日本が何か施設を作ったとしても、中国艦船と日本艦船が尖閣の周りを航行する状況が変わるとは思えない。うまく機会をとらえて上陸するしかない。中国が領海侵犯したとき、軍艦で侵犯したとき、そういう機会をとらえて即人を上陸させる。逆に中国は上陸の機会を窺っていることだろう。日本がうまく人の常駐をできたとしても、中国の領有の主張は何十年にわたって続くだろうことは覚悟しなければならないだろう。
3)全島に一挙に上陸しなければならない。
日本が尖閣諸島の一部の島のみに上陸した場合、中国は必ずや、残された他の島を占領するだろう。そうなると、一部は中国が占拠、一部は日本が支配という形になって、こう着状態になり未来永劫火種となるだろう。逆に中国が先に上陸した場合、日本はすぐに排除するとともに、他の島をすぐ並行して上陸占有しなければならない。占有常駐するためには、ロジスティクスが重要だ。台風にも備えなければならない。台風が来たから一時避難しますでは、やめたほうがよい、尖閣は中国に引き渡したほうが得策だろう。逆に中国が占有したならば、補給を阻止できるような何かを考えださなければならない。
4)もし中国民間人が再び大挙して上陸を目指してきたならば。
迎える日本側上陸部隊は、中国人部隊を圧倒的に上回らなければならない。そうでないと上陸されてからでは、排除はむずかしいだろう。以前、100人の民間人が大挙して尖閣上陸を目指すというニュースも流れたことが有ったと思う。また中国企業が尖閣上陸に資金面で支援する話しが取りざたされている。中国民間人が大船団で押し寄せたら日本は対応できるのだろうか?中国が百人で来るなら、日本は千人程度の警官で迎える想定は必要と思う。日本は1日で上陸できるような迅速な対応準備が必要であろう。想定外は許されない。
5)軍事衝突
軍事衝突は、決して起こしてはならない。しかし中国はそうは思わないだろう。軍事衝突もやむなしと思うだろう。かつての日本がそうであったように、中国の一党独裁体制では自制は利かないだろう。(世界の経済情勢の悪化もこれを後押しするだろう)軍事衝突になれば、日本は絶対負けるだろう。先進国では、軍事費や核を縮小しているのに、いまどきの中国は急激に軍備を拡張している。もはや帝国主義時代に戻っている感が否めない、。しかしそれが世界情勢の現実だろう。
6)軍事衝突はしてはならないが、軍事衝突の想定は必要だろう。もし中国が武力行使に出てきた場合中国の武力行使を早く止めるためには、状況を、大量の映像を駆使して世界に知らしめ理解してもらうことだと思う。武器の代わりにカメラを持って戦うべきである。中国が武器を使用してきたとしても不用意な反撃は意味がない。ただし逃げてもいけないだろう。(逃げるぐらいなら尖閣は初めから中国に渡したほうがよい。)世界に日本の正当性を理解してもらえるような対応でなくてはならない。肉を切られても実をとることを唯一の目標にしなければならない。日本は艦船を盾として一歩も引くべきではない。上陸も必要だろう。守るべきの最優先は領土、次に人命、次に艦船だろう。そして尖閣諸島防衛が世界のだれが見ても正当なものと映るようアピールする必要がある。そのためには大量(百台規模のカメラ、望遠、広角、赤外線etc)の証拠ビデオが必要であり、ハイテクを駆使する必要があるだろう。撮影専門の部隊も必要と思う。小競り合いに勝つことが目的ではなく、尖閣を守ることを目的とすべきだろう。小競り合いで勝っても次のステップの口実を与えるだけでになってしまう。また小競り合いは世界にとってどちらが正当かの判断はできない。なすべき戦いは世界の世論を勝ち取ることにある。軍事的に戦って勝つことではない。この覚悟がないのなら、さっさと尖閣は中国に渡すべきだろう。
7)日本企業のリスク
もし日本が尖閣諸島へ人を常駐させることができたとしても、中国国内においては日本たたきの暴動があらゆるきっかけを捕らえて立て続けに起きるだろう。しかも、中国の尖閣領有への主張は何十年にわたって続くだろう。これは日本の中国進出企業にとって長期にわたる重大なリスクであり、日本企業は覚悟すべきだろう。暴動による被害予想と巨大市場から上がる利益予想の差し引きをして、どうするか決めなければならない事態だろう。それでも利益があるなら残ればよい。踏まれても踏まれても生えてくる麦のように。でなければ早く他国アセアン諸国、インドに力を向けるべきだろう。尖閣で軍事衝突するより、中国国内で日本たたきの暴動が起きたほうが、日本にとってはましだという考え方もあるかもしれない。そのためにもアセアン諸国やインドにビジネスを展開したほうがよいと思う。
8)日本は、あらゆる機会をとらえて中国の社会の成熟を促す必要がある。不満があればすぐ大暴動が起きるような社会であったり、目的のためには、手段を選ばず、何でもかんでもごちゃ混ぜな圧力をかけてくるようでは、理性のある成熟した国とは言い難い。中国が世界一の大国になったときは中国の考えが世界のルールとなるだろう。中国が大国としての責任を理解しないまま世界一の大国になったならば、小国は中国に諂い、先進国は、追いやられるだろう。中国には早く成熟した国になってもらい、世界平和の責任を果たす国へ変わってもらうよう世界の先進国は努力しなければならないと思う。アジア地域の文化レベルをあげることも必要だろう。それによっても中国も含めたアジア地域全体の成熟も早まるだろうと思う。