元旦はサッカー天皇杯決勝
横浜Fマリノスサンフレッチェ広島
をTV観戦しました
中村俊輔選手のリーグ戦のリベンジなるかが焦点でした
リーグ最終戦に敗れ、地面に突っ伏す俊輔選手
2013年Jリーグでの印象的なシーン
普段、感情をあまり表に出さない俊輔選手だけに、勝ちたい気持ちをハッキリと表していましたね
私は何よりも“気持ち”重視派なので、ココまで頑張った俊輔選手には
を上げたいと思っていました
なので、個人的にはマリノス贔屓での試合観戦となりました
前半はマリノスがハイプレスで広島のパスワークを寸断
そんな中、右サイドバックの小林祐三選手の積極的な攻め上がりが目立つ展開
と思っていると、前半17分小林選手の仕掛けからのこぼれを齋藤学選手がゴール左隅に蹴り込み先制
更に21分に、俊輔選手の左CKを、元アビスパの中町選手がヘッド
これを辛うじて広島のGK西川選手がセーブしましたが、そのこぼれ球に詰めていたのが…
ボンバー中澤選手
わずか5分程で2点を奪ったマリノスが優勢の展開となりました
リードを奪われたリーグチャンピオンの広島も反撃に転じます
青山選手の展開から、高萩選手の意表をついたラストパスを、前線の危険なストライカーの佐藤寿人選手や石原直樹選手がゴールを狙います
しかしマリノスの守備陣は高い集中力でゴールを割らせません
ボンバー中澤選手は勿論ですが、特に効いていたなと思ったのは富澤清太郎選手
見た目は七三分けのサラリーマンの様ですが、危険な縦パスをことごとく潰していました
当然、前線の選手がパスコースを限定しているから読みも当たるのだと思います
こうして2対0のまま前半終了
後半は、攻める広島に対し、きっちり守ってカウンターのマリノスの構図
こうなるとベテラン揃いのマリノスは強いです
特に俊輔選手は、カウンターに入れそうな場面でも、きっちり攻めきる事が出来ないと判断した時は、敢えてボールをキープしてタメを作る事で、スペースや時間を作っていました
我々のフットサルのゲームでも、奪ったらとにかく前方へボールを運んだりして、縦へ速くプレーしがちですが、急ぎ過ぎて逆カウンターから失点というシーンが多々あります
俊輔選手の様に、状況に応じてやり直す(一旦フィクソへボールを返す)プレーが出来る様になりたいですね
こうして、最後まで高い集中力で守り抜いたマリノスが20で勝利
俊輔選手も有終の美を飾る事が出来ました
しかし、試合後のインタビューで彼はこう語っています
―試合終了直後の気持ちは?
「優勝して嬉しかったですけど、リーグ戦のほうがいいなと思いました」
―リーグ戦の悔しさから再度エンジンをかけ、タイトルまで来られたが?
「悔しさを晴らすというのが、来シーズンではなく、すぐ目の前に挑戦するものがあったので、こういった形で終われて良かったです」
―元日の国立は聖地と言っていたが、そこでのタイトルは?
「高校生の時も準優勝でしたし、2年前も去年もベスト4でここで負けて、ようやく勝てたなという感じで。最後締めくくれて良かったです」
―今後に向けては?
「今日は(端戸)仁がワントップだったり、若い選手が機能していましたし、力をつけてきているので、負けないように頑張りたいです」
余程リーグタイトルを逃した事が悔しかったのですね
この様に、“気持ち”を前面に出し始めた俊輔選手には来年も期待できます
私も“気持ち”では誰にも負けないつもりでプレーしたいと思います
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