ケンコーKE-60屈折赤道儀については、他の方が「僕のモノクローム」というページで、とても詳しくレポートされているので、私が出る幕はないのだけれど、一言で言えば、50年前のケンコーのモノづくりは、現在のケンコーの製品からは想像ができないぐらい真面目に職人の仕事をしていたということに尽きると思われます。
ここで問題が発覚。
この赤道儀は、現在のものとは違い、赤緯、赤径軸をハンドルを介して手動で行うようになっています。事もあろうに、赤径軸ウォームギア軸がなんと曲がっていた!
長年の酷い仕打ちにへそを曲げてしまっていたのです。 盛大にperiodic error 出るのは、運用でカバー出来そうですが、ハンドルから手を離すと、もと来た方向へ勝手に戻ってしまいます。これが赤緯だったら、クランプで固定して誤魔化せるかもしれないけれど、常時、動かし続ける赤径軸では、何とも使いづらい、写真撮影など無理。せっかく鏡筒は使えそうなのに....
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