バレエスタジオ ティアラ

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ラ・シルフィードのお話Part1

2010-09-30 21:00:00 | バレエのストーリー
今日は昨日の記事に動画をのせた
ラ・シルフィードのお話

そもそもシルフィードとは妖精のことで
これは妖精と人間の男性の恋のお話・・・
でも悲しい結末なんですよ

ちなみに「レ・シルフィード」という演目もありますが、
こちらは全然違うお話です。
ラがついているのは単数形、
レがついているのは複数形ですよ~~~

さてこのお話、初演はかの有名なマリー・タリオーニさんが
踊られたんです・・・

でも残念ながらその振付がどんなものだったのかは記録がなく、
今残っているもので一番有名なのはブルノンヴィルさんの振付なんですね

ブルノンヴィルさん、パリ・オペラ座で踊っていた時期もあり、
またマリー・タリオーニさんのパートナーを務めたこともあったようです。

ラ・シルフィードも観て感動したのでしょうね。
デンマークで自ら振付しなおして上演し、
それが今でもデンマーク王立バレエ団のレパートリーに残り、
また世界のあちこちで上演されることとなりました。


さてお話ですが、舞台はスコットランド、
農夫のジェームズは今日エフィと結婚式をあげることになってます。

暖炉のそばでまどろんでいた彼が目を覚ますと、
夢にでてきたシルフィードがいて、
近づくと消えてしまいます。

そこへエフィをはじめ、村人たちが登場、
エフィを想っているグルンという名の若者もいます。
でもシルフィードのことが頭から離れないジェームズはうわの空。

魔法使いのマッジも現れます。
若い娘たちにせがまれ手相を見ますが、
エフィに良い結婚をするが、ジェームスとは結婚しないと予言します。
ジェームズは怒ってマッジを追い出します。

さてそこで、結婚式の準備が整い、
いざ結婚指輪を取り出すジェームズですが、
そこへまたシルフィードが現れます。
ですが、彼女の姿はジェームズにしか見えないようで、
他の村人は気づきません。

シルフィードはジェームズに、エフィとは結婚しないでと
お願いをして、指輪を奪って逃げてしまいます。

ジェームズはシルフィードを追いかけて、
花嫁をおいたまま、森へ行ってしまうのでした。

ここまでが第1幕。

まず、スコットランドであることがよくわかるのがその衣装です。
ジェームズがあのタータンチェックのキルトスカートをはいています。

昨日の動画もそうだったでしょ???
キルトスカートで踊るのはたぶんこの演目だけだと思いますよ・・・

では2幕はまた明日!!!



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