ポチとわたし

「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・久しくとどまりたる例(ためし)なし」

鯉幟をたてない村

2007年04月12日 | 日記
鯉のぼりがチラホラ見えます。この家に男の子が誕生したことがわかる。
しかし、大戸久望は鯉のぼりをたてないそうである。伝染病が村に罹ったときに、神社に鯉のぼりは、たてないからと祈願した。伝染病は全快した、それから鯉のぼりはたてない。また、氏神さまの御社より民家の屋敷が高いのでたてない。また、鯉のぼりをたてると男の子の身体が弱くなって育たないからの説があるらしい。(日和佐の昔のくらし)私も鯉のぼりがなかった漁師の次男は、何もなかったのです。思い出すのは確か和紙の鯉のぼりがあって、雨が降り、鯉のぼりがグチャグチャになっていたことである。最近の鯉のぼりは優雅に泳ぐ、歌のように泳げたら…気持ちいいだろうな… ポチ君にも鯉のぼりはない。

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