時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

法師温泉、長寿館・3。「法師の湯」

2007年01月13日 | 

この温泉が、世に有名な「法師の湯」。

この宿「長寿館」に来る客は、ほとんどの人がこの湯が目当てであろう。
混浴である。混浴だと、女性は入りづらいかもしれない。
だから女性専用の時間帯が、ちゃんと設けられており、それは夜20時から22時まで。

ちなみに、フルムーンのCMで高峰三枝子さんと上原謙さんが混浴してたのが、この湯であることは言うまでもない。

「法師の湯」の建物は明治時代の建物だそうで、鹿鳴館を模している。今では有形文化財に指定され保護されているとか。
この宿は、国登録有形文化財に指定された建物は多いようだが、この「法師の湯」の建物はその中の1つ・・というわけだ。

入ってみればわかるが、なるほどこれは確かに風情がある。
特に窓の形なんか、実にいい。
古さを通りこして、逆にお洒落でもある。古くなりすぎたものは、逆に価値があるのだ。

この風呂は目玉であるだけに、絶えず誰かが入っている。
時間帯によっては、相当混み合う。

私が入った時は、たくさんの男性客に混ざって、女性は二人いた。どちらも夫婦での入浴だった。
女性は、体にバスタオルを巻いて入っていたが・・・バスタオルを巻いての入浴は本当はいけないのでは(笑)。
まあ、男性客がいっぱい入っている湯に裸で入っていくのは勇気がいるだろう。
でも、そのために女性専用の時間帯もあるわけだし、混浴に入っていく勇気がない女性は、その時間を利用すればいいのではないかと。
といいつつ、混浴ってのはちょっとドキドキして個人的には楽しい~~。

廊下では、別の夫婦の会話があった。
奥さんは入りたがっていたようだが、旦那さんに止められていた(笑)。

私の撮った写真は、朝10から10時30分までの「清掃タイム」に撮らせてもらったものだ。
お掃除のおじさん、許可してくれてありがとう。
この時間帯じゃないと、絶えず誰かが入っているし、誰かが入っていると写真は撮りづらいもんね。

この湯のある空間は薄暗い。
でも、その薄暗さが、窓の形をシルエット化させ、独特の風情を演出している。
それは、過ぎ去った「明治の風情」というやつか。

リピーターになる価値あり!の宿だった。





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